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陸前高田市の 医療 ・介護・福祉のこれから. 平成 24 年 7 月 29 日( 日 ). 陸前高田市 民生部 菅 野 直 人. (目 次). ○ はじめに ○ 自己紹介 ○ 大震災~それから 大津波の脅威 被災状況~復旧・再建 ○ 陸前高田市震災復興計画 ○ 陸前高田市保健医療福祉未来図 (たたいてちょう台) ○ 今、 これからの活動. はじめに・・・ . この たびの東日本大震災津波では 、 国内 ・ 国外 の 数えきれない 方々 から 、人道 支援 のみならず 、 経済的・ 物的 ・ 精神的 にも多大な ご援助 をいただきました。
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陸前高田市の 医療・介護・福祉のこれから 平成24年7月29日(日) 陸前高田市 民生部 菅 野 直 人
(目 次) • ○ はじめに • ○ 自己紹介 • ○ 大震災~それから • 大津波の脅威 • 被災状況~復旧・再建 • ○ 陸前高田市震災復興計画 • ○ 陸前高田市保健医療福祉未来図(たたいてちょう台) • ○ 今、これからの活動
はじめに・・・ このたびの東日本大震災津波では、 国内・国外の数えきれない方々から、人道支援のみならず、経済的・物的・精神的にも多大なご援助をいただきました。 心から感謝を申し上げます。
① 地震の発生 ■地震発生 平成23年3月11日(金) 14時46分 ■震源地 三陸沖 ■震源の深さ 約24㎞ ■地震の規模 マグニチュード9.0 ■市の震度震度6弱 陸前高田市 震源地
② 大津波の脅威 Ⅱ 午後3時25分ごろ Ⅰ 午後3時21分ごろ Ⅳ 午後3時28分ごろ Ⅲ 午後3時26分ごろ
③ 市内の被害状況 被害戸数 人的被害
◆医療・保健支援受入状況(平成23年中)○医療チーム 医師、看護師、薬剤師ほか 94チーム 延べ8,191人○保健師チーム 保健師 17チーム 延べ6,120人 心のケア 7チーム 延べ 630人◆医療・保健支援受入状況(平成23年中)○医療チーム 医師、看護師、薬剤師ほか 94チーム 延べ8,191人○保健師チーム 保健師 17チーム 延べ6,120人 心のケア 7チーム 延べ 630人 全国からの医療・保健・福祉等支援 • ◆ 自治体からの職員派遣状況 • ○保健関係(健康推進課、社会福祉課) • 平成23年度 • ・保健師 名古屋市2名、一関市1名 • ・栄養士 一関市1名 • 平成24年度 • ・保健師 名古屋市1名、一関市1名 • ○地域包括支援センター • 平成23年度 • ・総合相談等 名古屋市1名
陸前高田市震災復興計画(抜粋) 平成23年12月陸前高田市震災復興計画(抜粋) 平成23年12月 ◆ 「復興のための施策」(16項目のうち抜粋) * 居場所づくり・健康づくりの推進 * 保健事業の再開と推進 * 保健医療福祉集中エリアの創設 * 地域包括医療システムの構築 * 地域医療施設の整備 * 介護サービスの充実 * 高齢者の充実した生活のための施設整備 * 地域福祉活動拠点の整備 * 障がいのある人もない人も共に学び共に生きるまちづくりの推進
高台開発 公共公益施設(高田病院等)、移転住宅高台開発 公共公益施設(高田病院等)、移転住宅 【氷上山麓地区・健康と教育の森ゾーンの形成】 *重点計画 ◆(仮称)保健福祉総合センター、県立高田病院、県立高田高校、(仮称)市民総合体育館の整備促進◆ 市街地からの避難道路を兼ねたアクセス道路や 待避所となる防災公園の整備◆ 隣接地に住宅団地や公営住宅の整備
【陸前高田市震災復興計画】■主要事業(医療・保健・福祉)◇保健医療福祉拠点施設整備事業・ 県立高田病院に隣接して「保健福祉総合センター」を整備 ・ 医療・保健・介護等関連する施設をエリアとして一体的に整備 ・ 周辺の住宅団地等の整備による交通網の整備 ・ 保健医療福祉の総合的な機能集積により市民の利便性を図る【陸前高田市震災復興計画】■主要事業(医療・保健・福祉)◇保健医療福祉拠点施設整備事業・ 県立高田病院に隣接して「保健福祉総合センター」を整備 ・ 医療・保健・介護等関連する施設をエリアとして一体的に整備 ・ 周辺の住宅団地等の整備による交通網の整備 ・ 保健医療福祉の総合的な機能集積により市民の利便性を図る ◇ 地域包括医療システム構築事業 ◇ 地域包括ケア体制整備事業 ◇ 介護サービス施設整備事業 ◇ サービス付高齢者向け住宅整備事業 ◇障がい者地域活動拠点整備事業 ◇ 仮設住宅における介護サポート拠点整備事業
陸前高田市保健医療福祉未来図(「たたいてちょう台」)陸前高田市保健医療福祉未来図(「たたいてちょう台」) (東日本大震災からの復興に向けた短期・中期・長期計画を目指して) ■医療保健全体ミーティング 震災直後から、避難所の衛生管理や応急医療施設の関係者打合せ会議■ 保健医療に関する関係機関等連絡会議全国からの支援団体や関係者が現状把握と課題の共有⇒ 「保健医療福祉に関する包括ケア会議」 平成23年3月27日 第1回会議開催 ・・・ その後定期的に ~平成24年3月まで、18回開催■平成24年4月~ 「保健医療福祉未来図会議」 として、月1回の開催◆ 復旧から再建、復興への段階に適応した具体的な計画の検討◆ 仮設住宅と非仮設住宅、新たなコミュニティ活動 ◆ 継続的な避難者に対する変化への対応◆ 医療、保健師訪問、生活支援相談員、ケアマネ等との連携※日頃の活動における課題を見つめつつ、復興計画の事業の具現化を目指す。
一人ひとりのQOL(生活の質)の向上を目指して一人ひとりのQOL(生活の質)の向上を目指して
■保健医療福祉集中エリアの創設 • ◆ 県立高田病院の再建と保健福祉総合センターの整備 • ◇ 広田診療所の再建 • ■地域包括医療システムの構築 • ◆医療を中心とした地域包括ケアシステム • ■介護・高齢者対策 • ◆ 第5期介護保険事業計画/H24~26 • ・介護施設整備 ・介護予防(一次予防、二次予防) • ◆ 「認知症にやさしい地域支援の会」、認知症サポーター養成講座 • ◆ 高齢者にやさしい住宅 ~ 災害公営住宅 • ◆ サービス付高齢者向け住宅 • ◆ 「介護家族のつどい」の再開 • ◆「高齢者安心キット」の配布 • ■その他 • ◆ 通院・買い物等の交通環境の改善
復興に向けて 居 場 所 ・・・ 一人ひとりが安心できる居場所とは、健やかな時は健やかに、心や身体に病や障がいを抱えても、その人らしく暮らし続け、豊かな人生を実現できる地域、陸前高田市です。 ネットワークの要としての行政機能の回復~「自助・共助・公助」のもとでの居場所づくり、地域づくり、健康づくりを展開していきます。 そのためにも・・・ ハード面はより集約的・一体的に整備する一方で、ソフト面では多面的・重層的なシステムを構築していきます。 復興の段階に入ったばかりです。今後とも皆様の継続的なご指導ご支援をいただければ幸いです。
おしまいに・・・高田松原 奇跡の一本松 震災後 震災前(しおさい橋)