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2[ 再 ] ・文化について

2[ 再 ] ・文化について. 2011.04.21.  関東学院・文化人類学(民族誌). 文化(異文化)を身近にする. 文化の違いは、決して「国ごと」にあるだけではない あるひとびとの間に共有されるルールや感覚が 文化 国はもちろん、地域や時代、世代、性別、職業、所属、趣味などさまざまなレベルの「ひとびとの集団」が、それぞれの文化を持っている 他の集団と接触することで、自分の文化に気づく 集団を 2 つに 分けるかけ声、大富豪の細かいルール、遊びに行った友達の家の食事、大学に入って初めて「方言」と気づいたことば、結婚した夫婦が初めて作るお雑煮やおせち ……etc.

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2[ 再 ] ・文化について

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Presentation Transcript


  1. 2[再]・文化について 2011.04.21. 関東学院・文化人類学(民族誌)

  2. 2・文化について 文化(異文化)を身近にする • 文化の違いは、決して「国ごと」にあるだけではない • あるひとびとの間に共有されるルールや感覚が文化 • 国はもちろん、地域や時代、世代、性別、職業、所属、趣味などさまざまなレベルの「ひとびとの集団」が、それぞれの文化を持っている • 他の集団と接触することで、自分の文化に気づく • 集団を2つに分けるかけ声、大富豪の細かいルール、遊びに行った友達の家の食事、大学に入って初めて「方言」と気づいたことば、結婚した夫婦が初めて作るお雑煮やおせち……etc. 「キリスト教とイスラム教の争い」「捕鯨をめぐる日本とグリーンピース」などの深刻な〈異文化摩擦〉を、もっと身近に考えるために「文化人類学」的な考え方を身につけてみよう

  3. 2・文化について 4つのキーワード • 普遍性 • たとえば「人類」であるかぎり、どこかで共通点はあるはずで、なにかしらわかり合える部分はあるだろうし、地球上で暮らすひとびとが持っている文化に違いはあれど、ひとが「文化を持っている」こと自体は普遍的であろう • 多様性 • とはいえ、個々のひと・文化の特徴はさまざまであろうし、その多様性を留保することは、おそらく大事なことだろう • 個別性 • 普遍性と多様性の両方をつきつめていけば、「個別性」とその尊重というのがひとつの究極点にあるのかもしれない • 相対性 • 個別性の尊重について考慮するには、お互いを入れ替え可能とする考えかた=「相対性」についての理解が必要となろう

  4. 2・文化について 文化とはどういうものだろう? • 「ある一定のひとびとの間に共有されるルールや規則・慣習・知識・感覚のようなもの」と説明した • ほかにもいろいろな説明・定義は可能だし、この講義のなかでもいろいろな表現をしていくことになるが、まずはこれを叩き台として考えてみよう • 文化人類学の古典的な定義としては次のようになる • 「文化とは、後天的、歴史的に形成された、外面的および内面的な生活様式の体系であり、集団の全員または特定のメンバーにより共有されるものである」(KLUCKHOHN & KELLY [1945:98]) • この定義のポイントは3点 • 文化とは、学習されるものである(=自然にもって生まれてくるものではない) • 文化とは、体系的なものである(=部分や要素に還元できない) • 文化とは、共有されるものである(=個人ではなく、集団が想定されている)

  5. 2・文化について 文化とは学習されるものである(1):文化と個人 社会 ● ◆ ▲ ▼ ★ ★ ▼ ◆ ■ ★ ▼ ■ ■ ● ▲ 個人 ◆ ▲ さまざまな 文化要素 ●

  6. 2・文化について 文化とは学習されるものである(2):文化と個人 社会 ● ◆ ▲ ▼ ★ ★ ▼ ◆ ■ 学習 ★ ■ ★ ▼ ■ ● ■ ● ▲ 個人 ◆ ▲ ●

  7. 2・文化について cf. 文化とは創られるものでもある:文化と個人 社会 ● ◆ ▲ ▼ 創造 ♥? ★ ★ ▼ ♥ ◆ ■ ★ ■ ★ ▼ ■ ● ■ ● ▲ 個人 ◆ ▲ ●

  8. 2・文化について 文化は共有されるものである:文化と社会 社会 ● ◆ ● ▼ ★ ▲ ▼ ● ▲ ◆ ★ ■ ■ ★ ▼ ▲ ■ ■ ■ ▼ ● ● ▲ ▼ ◆ ▲ ▲

  9. 2・文化について 文化は創られるものでもある:文化と社会 社会 ● ◆ ● ▼ ★ ▲ ▼ ● ▲ ◆ ★ ♥ ■ ■ ♥ ★ ▼ ▲ ■ ■ ■ ♥ ▼ ● ● ▲ ▼ ◆ ▲ ▲

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