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平成 25 年度 「 『 想定読者 』 を意識した説明法・自己教育法」第 8 回授業

平成 25 年度 「 『 想定読者 』 を意識した説明法・自己教育法」第 8 回授業. 8. プレゼンテーションの重要性と注意点. 大学院工学研究科 物理工学専攻. 葛生 伸. 平成 24 年 12 月 3 日 情報処理演習室. 補講日時の変更. ☓ 12 月 20 日(金)の予定の補講は. ○ 1 月 6 日(月) 6 限目( 18:00 ~ 19:30 ). 内容は演示実験を取り入れたプレゼン. *補講の内容は,そのまま移動. 8.1 プレゼンテーション. 先週まで. 「想定読者」を考えて書く方法. わかりやすい説明方法の習得.

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平成 25 年度 「 『 想定読者 』 を意識した説明法・自己教育法」第 8 回授業

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Presentation Transcript


  1. 平成25年度 「『想定読者』を意識した説明法・自己教育法」第8回授業 8. プレゼンテーションの重要性と注意点 大学院工学研究科 物理工学専攻 葛生 伸 平成24年12月3日 情報処理演習室

  2. 補講日時の変更 ☓12月20日(金)の予定の補講は ○1月6日(月)6限目(18:00~19:30) 内容は演示実験を取り入れたプレゼン *補講の内容は,そのまま移動

  3. 8.1 プレゼンテーション 先週まで 「想定読者」を考えて書く方法 わかりやすい説明方法の習得 → 想定読者を考えることによって,自分の理解・知識の整理 今週から 口頭による説明方法 書くことと同様の効果 ・・・ 聞き手も「想定読者」とよぶことにする

  4. 口頭による説明 メリット ・短時間で多くの人が情報共有できる ・質問・意見交換できる デメリット ・限られた時間で伝えられる情報に限度がある ・配布資料,議事録などは残るが限度がある

  5. プレゼンテーションの目的による分類 1. 教育・研修目的のもの ・講義,講習会など ・ゼミナール (輪講) 2. 情報発信,普及など ・講演,説明会など 3. 情報共有,意見交換 ・学会発表,業務報告会など 4. 審査など ・企業の採用,人事 ・認証審査 (IS0,JABEEなど) ・補助金などの採択審査

  6. 文書による情報伝達とプレゼンテーションの違い文書による情報伝達とプレゼンテーションの違い 文書 ・一方的。読者が理解できるかどうかは想像するしかない ・後で確認が可能 プレゼンテーション ・準備次第 = 自己評価 ・相手の様子で判断が可能 ・慣れ・余裕 次に活かすことができる →改善

  7. プレゼンテーションと文書執筆能力の相乗効果プレゼンテーションと文書執筆能力の相乗効果 文書執筆時 聞いている人を思い浮かべながら書く 語りかけるような気持ち プレゼンの準備してから文書を書く ― 両方の経験が大事 文書を書いてからプレゼンをする 相乗効果 書く力の向上 プレゼン力の向上

  8. プレゼンテーションにおける資料等 口頭のみ メモ取りにくい,後でふり返りにくい レジュメ = 内容の概要を示した印刷物 口頭 + レジュメ 後で振り返りやすい レジュメの余白にメモ取りやすい。 口頭 + 予稿 聞かなくても概要わかる メモを取りやすい スライド(パワーポイント等) 図,表を含む内容を要領よくまとめ理解しやすい コピーを配布資料として配ると後で確認しやすい 発表者にとっても話しやすい

  9. プレゼンテーションの基本 相手の立場を考えてわかりやすく ・内容,分量 相手が指定時間内で充分理解できるように精選 ・言葉の選択 冗長にならない範囲で相手のわかる言葉で ・話し方 明瞭な発音で,充分大きな声で,速すぎず ・準備 わかりやすく,なめらかに,指定時間で終わるように ・時間 指定時間で用意した内容を話せるように

  10. 口頭のみのプレゼンテーション ・論旨を明確に 予め,ノートなどで整理しておく。 慣れない場合はセリフを書く。 ・途中で話の道草・迷子を避ける 一つの内容をまとめてから次に映る ・大切なことは繰り返しいう 大切なキーワードは,いろいろな観点から繰り返す ・導入 最初に何について述べるのかを明確にしておく ・まとめ 要するに何が言えるのかを簡潔にまとめる

  11. レジュメを用いたプレゼンテーション レジュメ 説明会や講義などで使用 本授業の配布資料など 要点を書いておく ← 慣れた人にはレジュメがプレゼン原稿の役割 レジュメに類似するもの ハンドアウト 目次に簡単な説明を用いた簡単な配布資料 予稿 学会の講演などに用いる,短い論文 1/3~4ページ程度

  12. 学会の予稿など 指定されたスペースに指定された形式 通常印刷物として配布 大きな学会では,DVDで配布するところも 内容 題名,講演者氏名,所属,(メールアドレス) 英文での記載を併記する場合もある 本文 目的,方法,結果,考察,まとめなどを簡潔に 図表を付ける場合もある

  13. 学会予稿の例 応用物理学会の形式 現在は,別の形式

  14. スライドの使用 現在では,パワーポイントを用いるのが一般的 パワーポイント以前 ビラ: 模造紙に書いたデータをめくって説明 スライド: スライド投影機で投影 オーバーヘッドプロジェクタ パワーポイントがない場合 pdf,ワードなどで全画面表示機能を使用

  15. スライド作成の注意点 一つのスライドにあまり多くのことを書きすぎない ← 大きめの文字を使用 ビジュアル化 ・体言止め,単語,「―」「・・・」「→」「⇒」等の活用 ・囲み,図形的な配置などの工夫 ・説明順に表示していく(アニメーション機能) ・図,イラストの活用

  16. ポスター発表 展示会形式の発表 一枚のパネル(ポスター)を展示 → 来た人に個別に説明 メリット ・一度にたくさんの発表が可能 ・個別に詳しく聞き,意見交換・討論できる デメリット ・興味ある人しか聞かない,聞けない ・発表者は他の発表を見られない

  17. ポスターの例 一枚のパネルに報告内容をまとめる

  18. 決められた時間内でのプレゼンテーション 決められた時間内で発表することが重要 ・他人の貴重な時間を頂く ・次のスケジュールに影響する場合も ・学会発表,講義など 他のセッションとの関係 次の授業,授業担当者へ迷惑 帰りの時間 etc. ・会議でも時間厳守が原則 ⇒ 日頃から時間厳守の習慣をつけることが大切

  19. 聞く人の方を見て話をする 聞き手の様子を確認しながら話をする ・聞き手の理解の様子を確認しながら話す ・理解度の確認 理解度に応じてペースを調整 ・話すときには相手を見て話すことが肝心 スクリーンを見て話す人が多い ⇒ 聞き手に対して失礼

  20. プレゼンテーション能力の向上の意義 就職力の向上 相手に説得力ある話し方 ・相手の立場を考えた話し方 ← 「想定読者」考えて,書く・話す訓練 ・「立て板に水」である必要はない 素朴な話方の方が好感を持たれることも 社会人になってから必要な能力の育成 企画力・交渉力などの向上に結びつく ⇒ 仕事ができる 決められた時間で仕事を処理する能力

  21. 今後の授業の予定 第9回 パワーポイントと図の使い方 12/9 第10回 研究報告書,論文などの書き方 12/16 第11回 報告書への図の記載方法 12/24 第12回 イラストの書き方(最終レポート提出) 1/6 第13回 特別演習(プレゼン資料の作成) 1/20 1/27 第14回 最終レポート,特別演習の講評,まとめ 第15回 演示実験を取り入れたプレゼン 12/246限目 補講 総合小2 2/3 第16回 期末テスト 最終レポート問題  この授業で学んだことで,一番大切だと思うことを高校1年生を想定読者にしてA4用紙1枚にまとめよ。

  22. まとめ 1. 特別演習に対する注意 2. プレゼンテーションの種類,方法などの説明 3. プレゼンテーション能力向上のメリット 社会人として,必要な能力の向上 ← 「想定読者」を考えて書く・話す ← 時間を守れる習慣・能力の育成

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