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ユーモア測定尺度について

ユーモア測定尺度について. 文学部心理学専攻 16130700890  高橋万裕子. 目的. 先行研究→ ユーモアに対する態度と攻撃性および愛他性の関係 ユーモアの支援的効果の検討 ユーモアの表出に関する過程の研究がない.    個人差に焦点をあてたもの が中心. ユーモアの嗜好と性格特性を見るものが多い. ユーモアがある人がユーモアを表出するにあたって、 どのような事を考えているのか調査する. 質問紙調査. ユーモア測定尺度 宇惠によって発表されたユーモアスキルの尺度 広島大学教育学部紀要 第一部 心理学  pp.37~46 1998 被験者   17 名

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ユーモア測定尺度について

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Presentation Transcript


  1. ユーモア測定尺度について 文学部心理学専攻 16130700890 高橋万裕子

  2. 目的 • 先行研究→ • ユーモアに対する態度と攻撃性および愛他性の関係 • ユーモアの支援的効果の検討 • ユーモアの表出に関する過程の研究がない    個人差に焦点をあてたものが中心 ユーモアの嗜好と性格特性を見るものが多い ユーモアがある人がユーモアを表出するにあたって、 どのような事を考えているのか調査する

  3. 質問紙調査 • ユーモア測定尺度 • 宇惠によって発表されたユーモアスキルの尺度 広島大学教育学部紀要 第一部 心理学 pp.37~46 1998 • 被験者  17名 • 平均年齢21.4歳 • 男性8名・女性9名 • 方法  20項目の5or4件法の質問紙調査 いくつかの尺度の組み合わせのため数が違う

  4. ユーモアスキル尺度の特色 • ユーモアスキル尺度 • 様々なユーモアの尺度について妥当性を調査し、その中で妥当性が高いと思われた尺度を起用 • 尺度によって測れるもの • ユーモアの表出(意識) • ユーモアの表出(頻度) • ユーモアのコーピング利用 • ユーモアへの気付き • ユーモアに対する好悪 以上、五つの尺度を総合して、数値の総合評で ユーモアの有無を判断

  5. 結果 • 質問紙調査でのユーモアスキルの数値化 • ユーモアスキルの平均値 68.59 / 92 • 高い人  ユーモアがある人 • 低い人  ユーモアに鈍感な人 • 平均値を基準にユーモアスキルが高い人、低い人をそれぞれ数名選出し、High群・Low群に分ける 二つの群を比較するため

  6. 面接調査 • 一対一の面接形式 • 質問に入る前に4つのユーモアの説明 • ユーモアについての質問項目 • よく使用するユーモアとその理由 • あまり使用しないユーモアとその理由 • ユーモアを表出する時に気を付けている事 • それを気をつける理由 • 被験者 5名(平均年齢 20.1歳、女性3名、男性2名) • ユーモアスキルが比較的に高い2名 • ユーモアスキルが比較的に低い被験者1名

  7. Subject A • 最もユーモアスキルの高い被験者 • ユーモアについて • 攻撃的ユーモア • 面白い事を的確に言い当てる事ができる • 性的ユーモア • 万人受けするわけではないから • 気を付けている事 • 相手のレベルに合わせた言葉選び • テレビや日常生活の中で積極的にネタ探し ユーモアに対する意識が高い回答が目立つ

  8. Subject B • ユーモアスキルが比較的低い被験者 • ユーモアについて • 遊戯的ユーモア • 皆で楽しく笑えるユーモアが良い • 不適合ユーモア • 意味が分かってもらえない気がする • 気をつけている事 • 相手の性格に合わせた言葉選び • 間(ツッコミのタイミング)を大切にしている 一緒に居る人を優先的に考えている

  9. Subject C • ユーモアスキルがやや高い被験者 • ユーモアについて • 遊戯的ユーモア • 人を不快にさせないから • 不適合ユーモア • 使い方が分からないから • 気をつけている事 • その場の雰囲気を読む事 • 相手との関係を考える 平和的なユーモアを選んでいる

  10. 考察 • ユーモアの表出に関して • 他者要因 年齢 全ての被験者が共通して、年上・年下を意識していた! 表出の判断基準として相手の年齢が考えられる 性別 異性なら使用頻度の低いユーモアも使用する傾向もある 性別よりも新密度を重視する意見もあった ユーモアを表出タイプと抑制タイプに分かれた 関係性 親密度が高い友人なら自分らしいユーモアを発揮できる 新密度が低い場合は…? 性質 相手の理解力や積極性によってユーモアを変える 更に細かい分別が予想される

  11. 考察 • 環境要因 • どの被験者もその場の雰囲気(空気)を読むと回答 緊張度Ex.お互いが緊張している場 険悪度Ex.ピリピリした話し合いの場 • 被験者内の要因に関して • ユーモアへの意識 • ユーモアスキルが高い被験者は皆、ユーモアに対する意識が高い • 性別   • 女性と男性でユーモアに対するスタンスが違うのでは? ユーモアの表出に対して積極的であり、その分日頃から面白いモノに敏感である傾向

  12. 反省と課題 • 反省 • 質問紙調査に関して 自己を意識的に低く見積もってしまう傾向がある • 面接調査に関して 質問内容を検討して更に多くのデータが必要 • 課題 • 他者要因について ユーモアが表出しにくい相手での表出行動 • 環境要因について 詳しいシチュエーション設定での表出行動 • 被験者内要因について ユーモアに対する意識レベルでタイプ別で比較してみたい 最も状況判断力が求められるから

  13. 参考文献 • 宇惠弘 • ユーモア測定尺度の作成 広島大学教育学部紀要 第一部 心理学 pp.37~46 1998 • 上野行良 • ユーモアに対する態度と攻撃性および愛他性との関係 心理学研究、64 ,247-254,1993 • ユーモア現象に関する諸研究とユーモアの分類化につい 社会心理学研究 7,112-120,1992 • 宮古美樹・上野行良 • ユーモアの支援的効果の検討 -支援的ユーモア志向尺度の構成- 67, 270-77,1996

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