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動脈硬化学会より「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2012年度版」が発刊されました。 改訂版では、脂質管理目標 に nonHDL -C が導入され、注目されております。 nonHDL -C は、以前弊社ホームページでも「 LDL 以外のコレステロール」( 2010 年 9 月)で紹介してますが、今回は改訂版を踏まえ再度ご説明いたします。. non-HDL コレステロール. 総コレステロール からから HDL コレステロールを差し引いた 値のことです。. *総コレステロール ( T-C). =. TG ÷ 5 ≒ VLDL-C. n on-HDL-C. +. =.
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動脈硬化学会より「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2012年度版」が発刊されました。動脈硬化学会より「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2012年度版」が発刊されました。 改訂版では、脂質管理目標にnonHDL-Cが導入され、注目されております。 nonHDL-Cは、以前弊社ホームページでも「LDL以外のコレステロール」(2010年9月)で紹介してますが、今回は改訂版を踏まえ再度ご説明いたします。 non-HDLコレステロール 総コレステロールからからHDLコレステロールを差し引いた値のことです。 *総コレステロール(T-C) = TG÷5≒VLDL-C non-HDL-C + = LDL-C 動脈硬化惹起性リポ蛋白 * + VLDL-C(超低比重リポ蛋白コレステロール) :TGリッチリポ蛋白(TGをたくさん含む) HDL-C VLDL-Cの増加について VLDL-Cは中性脂肪を多く含むリポ蛋白です。 (2010年8月弊社ホームページ「LDLコレステロール」参照ください) 最近は、肥満、メタボリック症候群、インスリン抵抗性からのリポ蛋白リパーゼ(LPL)*の働き低下等からVLDL-Cが増加し、動脈硬化発症に深く関与するようになってきました。 *リポ蛋白リパ-ゼ(LPL):カイロミクロンやVLDL中のTGを分解する酵素。働きが低下すると これらが血 中に増加し高TG血症を発症しやすくなる。 (株)クリニカルパソロジーラボラトリー
動脈硬化性疾患予防ガイドライン2012版より動脈硬化性疾患予防ガイドライン2012版より リスク区分別脂質管理目標:生活習慣の改善やスタチンなどの薬物による治療方針をさだめたもの 表の内容詳細つきましてはお問い合わせ下さい。 目標の項目に導入 脂質異常症:スクリーニングのための診断基準(空腹時採血) 基準の項目に導入 アメリカの(NCEPATPⅢ)ガイドラインでは、LDL-Cが目標値に達した後の次の目標値としてnon-HDL-Cを利用しています。(基準値をLDL-C目標値+30mg/dl) 日本では、脂質異常症の管理目標や特定健診項目でLDL-Cを用いておりますが、今後、LDL-Cを指標とするだけでなくnonHDL-Cの値も活用され、総合的に判断するようになると思われます。 (株)クリニカルパソロジーラボラトリー