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連合愛媛. なんよ. 2011年4月22日 第 4 号 連合愛媛南予地域協議会 事務局:宇和島市中央町 2-4-10 ℡ 0895(28)6679 / FAX0895(28)6689 E-mail:rengo-ehime-nanyo@coral.plala.or.jp. 地協. ニュース.
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連合愛媛 なんよ 2011年4月22日 第 4 号 連合愛媛南予地域協議会 事務局:宇和島市中央町2-4-10 ℡0895(28)6679/FAX0895(28)6689 E-mail:rengo-ehime-nanyo@coral.plala.or.jp 地協 ニュース 連合は、岩手・宮城・福島の3県へ300名体制で救援ボランティアを派遣しています。連合愛媛もその一員として、四国ブロックでの1班3名体制でボランティアを編成、さる4月10日~16日の間、渡辺副事務局長が岩手県宮古市でのボランティア活動に参加してきました。厳しい現地の状況と活動内容を報告します。 「連合救援ボランティア」 参加報告 その1 出発が早いため前泊していた連合本部近くのホテルで、4月7日(木)午後11時32分に発生した余震でベッドから飛び起きました。東京では震度4でしたが、横揺れが1分間続きました。テレビをつけると宮城県北部で震度6強の地震と報道されており、明日から予定通り参加できるか不安に思いながら一夜を過ごしました。 翌朝、集合時間に連合本部へ行きましたが現地と打ち合わせ中ということで、会議室でしばらく待つことになりました。本部の最終判断として、福島は予定通り、宮城は中止、私たち が参加予定の岩手は2日遅れの10日出発との結論が報告されました。 となっている、宮古市社会 福祉協議会へマイクロバス で移動します。所要時間は 約30分程度かかりました。 一般のボランティアと合同 の説明を受け、作業現場へ 出発。私たちの班は、宮古市津軽石にある一般家庭での家財道具等の搬出となりました。ベースキャンプ周辺そして社協周辺は地震・津波の被害も見える範囲ではほとんど確認できませんでしたが、被災地に近づくと電柱はなぎ倒され、線路もおり曲がり、列車も折れ曲がった状態という、テレビ・新聞報道で見ていた現場が目の前に現れました。私たちの作業現場周辺は、家が残っているところでも約2m50cm近くまで床上浸水であり、道路 は自衛隊による瓦礫撤去 で車が通れるようになっ ていましたが、家の中は 家財が散乱していました。午前10時から作業開始し午午後3時で終了となりま したが、運び出すものが 多く完了することはできませんでした。 4月10日(日)は、予定通り本部で出発式を行い、約10時間後の午後8時50分に連合ボランティアのベースキャンプとなっている、宮古市新里高齢者コミュニティーセンターへ到着しました。東北道では仙台を過ぎたあたりから、地震の影響で道路が陥没しているところも多数あり、車内が大きく揺れることも多く、地震の影響を初めて体験することになりました。ボランティア部隊のベースキャンプとなるコミュニティセンターは連合岩手が地域の皆さんと折衝し、快く借り上げの許可が出たそうです。今回の第二陣は女性を含めて総勢44名の参加となり、男性全員がホールでの雑魚寝となりました。午後11時に消灯、午前6時30分起床 で、朝と夕の食事仕出し弁当をベースキャンプで、昼食 は弁当を持参し、作業現場で とることになります。 2日目は、昨日と同じ地区の家庭の泥だし作業となりました。一般ボランティアの高校生・大学生を含めて19名での作業となりました。 畑に流れ込んだ泥は想像以 上に多く、土嚢500袋近 くを搬出する作業となりま した。 3日目は、宮古市大通に ある飲食店ビル1階にある 5店舗の泥だし、床掃除となりました。総勢30名で窓がないため、ヘッドランプをヘルメットに付けての作業を行いましたが、作業途中で「緊急地震速報」が参加者 初日は、午前8時30 分にベースキャンプを出 発し、ボランティア窓口 (裏面へ続く)
の携帯に入ったため、一斉にビルから飛び出す事態もありました。4日目は、初日、2日目と同じ津軽石地区の家庭の庭の片づけと泥だしとなりました。総勢10名で土嚢約600袋近くを搬出しました。作業最後の5日目の携帯に入ったため、一斉にビルから飛び出す事態もありました。4日目は、初日、2日目と同じ津軽石地区の家庭の庭の片づけと泥だしとなりました。総勢10名で土嚢約600袋近くを搬出しました。作業最後の5日目 は、宮古市赤前地区の 家庭での家の周りの片 づけとなりました。港 に近い地区で5mの防 潮堤も設置されていま したが、津波はそれを 上回って流れ込み、手 前の家をなぎ倒し1mくらい浸水していました。総勢15名で作業し、何とか完了となりました。ベースキャンプで夕食をとった後、出発式が行われ帰路につきました。 ことは二度とあって欲しくないけど、もし次に皆さんのところで何かあったら必ず応援に行きます。」との言葉をもらい、私たちの活動が少しでもお役に立てたと実感できました。ある被災者の男性は、作業中は時折笑顔を 見せながら一緒に作業 をされていましたが、 作業終了後の私たちを 見送る際に、一人ひと りと握手をした後で、 大粒の涙を流しながら、 何度も手を振ってバス を見送って下さいました。私たちボランティア参加者が作業に専念できたのは、連合岩手のスタッフの皆さんのおかげです。ご自身も被災された方も何人もいらっしゃる中で震災直後からの対応、ボランティアの受け入れ準備、当日の作業打ち合わせ等、昼夜を問わず、 対応していただきま した。誰一人ケガ人・ 病人もなく活動を終 了することができま した。本当にありが ございました。 私たち連合に集う 者は、今こそ、地域 に根ざした活動としてのボランティアを継続していかなければなりません。私たちの第2陣参加者はその思いを次に来る参加者に「つなぐ」とともに、職場組合員へ「つなぐ」役割を担っています。「つながろうNIPPON」、今こそ「連合」の出番です。 余震の関係で2日間 短縮されましたが、作 業のほとんどが泥だし といった重労働であり、また、夜間夜間は余震も続く中で 体力的・精神的につら いボランティアとなり ました。しかし、作業 終了後に被災者の方から感謝の言葉と笑顔をもらい、疲れも吹っ飛ぶボランティアでもありました。テレビ報道で映像を見ていましたが、実際の現場に立つと街一体が何もなくなっている地区もあり、改めて津波の恐ろしさを肌で感じることになりました。被災者の方からは、「いつ終わるのかと思ってため息ばかり出ていたけどきれいにしてもらいやっと前を向けそうです。」 「こんな (連合愛媛・副事務局長 渡辺良一) 連合680万人の心を つないで更なる被災地支援を! 今年の大会は東日本大震災を考慮して、式典中心の開催となります。各組合員の皆様、参加へのご協力をお願いします。 検討中 支部メーデー大会 開催のお知らせ