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1. 日本的コミュニケーションを文章に則して詳細に読み取りましょう。 2. 日本人のコミュニケーションと人間関係の特徴を正確に捉えましょう 。

1. 日本的コミュニケーションを文章に則して詳細に読み取りましょう。 2. 日本人のコミュニケーションと人間関係の特徴を正確に捉えましょう 。. 日本的コミュニケーションと人間関係 南 博 ( みなみ ひろし ) 日本人の人間関係で 、 しばしば指摘されるのは 、 そのコミュニケーション関係の面が 、 西洋の場合に比べて 、 合理性に欠けているという点である。ここにも、風土と歴史の要因がつよくはたらいている。

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1. 日本的コミュニケーションを文章に則して詳細に読み取りましょう。 2. 日本人のコミュニケーションと人間関係の特徴を正確に捉えましょう 。

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Presentation Transcript


  1. 1. 日本的コミュニケーションを文章に則して詳細に読み取りましょう。 2. 日本人のコミュニケーションと人間関係の特徴を正確に捉えましょう。

  2. 日本的コミュニケーションと人間関係 南 博(みなみ ひろし) 日本人の人間関係で、しばしば指摘されるのは、そのコミュニケーション関係の面が、西洋の場合に比べて、合理性に欠けているという点である。ここにも、風土と歴史の要因がつよくはたらいている。 人と人との出会いで交わされる、あいさつとマナー、あるいは礼儀作法は、西洋人から見て、わずらわしいと思われるほど、複雑である。若い世代では、それがしだいに簡略になってきたが、やはり職場生活では、入社前の学生時代とはまるでちがう、こみいった礼儀作法が要求される。そこでは、事務的な伝達以外に、職場に特有なコミュニケーション関係が、人間関係の全面にわたる配慮がなされる。同様に、身振り・しぐさ・表情で、たとえ

  3. ば、茶席での立ち居ふるまいに見られるように、最も極端なコントロールを要求する主と客の人間関係が、微細なルールにしたがって表現される。ば、茶席での立ち居ふるまいに見られるように、最も極端なコントロールを要求する主と客の人間関係が、微細なルールにしたがって表現される。 このように、日本人のコミュニケーション関係は、「ホンネ」よりも「タテマエ」のコミュニケーションによって、人間関係を表面的にスムーズなものにすることに努力が集中されている。  そのことは、言語生活で、いっそうはっきりした日本的特徴となってあらわれる。 日本人のコミュニケーションに関しては、日本の等質性と孤立隔離性とが、人種、宗教、生活文化、さらに言語の面で指摘されており、そこから、つぎのような特性がみられる。日本人のコミュニケーションは、内輪言語の基本的性格をもつとされるが、それはいうまでもなく、日本人の人間関係の「ウチ」的性格の反映である。そこか

  4. らまた、話し合いの場での「ハラを割って話せばわかる」といった、「ハラ」によるコミュニケーション関係の成立が強調される。ここでは、礼儀作法にみられるタテマエとは反対に、ホンネとホンネのぶつけ合いという側面も出てくる。らまた、話し合いの場での「ハラを割って話せばわかる」といった、「ハラ」によるコミュニケーション関係の成立が強調される。ここでは、礼儀作法にみられるタテマエとは反対に、ホンネとホンネのぶつけ合いという側面も出てくる。 コミュニケーション関係で、一応タテマエを世間的な人間関係の保持に用いながら、重大な決定にあたっては、ことばにあらわさないホンネという誠意を見せあうというのが、日本的人間関係の使いわけのテクニックである。 さらに、日本人のコミュニケーションの特徴は、西洋人の目から見れば、いっそう浮きぼりにされる。あいさつが、エチケットとして、こまかく規定され、また贈りものも、一種のコミュニケーションとして、人間関係を強化するのに大きな役割を演じている。  また、日本にしか見られない、お見合いの場合に、両家

  5. のつり合いという、いわばタテマエが重くみられ、それに対しておたがいの愛情は、いわば第二義的であることは、ホンネの軽視である。のつり合いという、いわばタテマエが重くみられ、それに対しておたがいの愛情は、いわば第二義的であることは、ホンネの軽視である。  同様に、日本では、タテマエとして、ウチとソトは区別されていながら、ホンネの部分では、公私混同が著しい。ここでも、ホンネとタテマエのコミュニケーションの二重性があらわれている。  前記の内輪言語のコミュニケーション関係は、日本の人間関係で、同じ国、同じ地域、同じ集団にいるということだけで、茶の間的人間関係という指摘があてはまるのである。 上記のように、日本的コミュニケーションは、それが、「おたがいに日本人じゃないか」という表現であらわされるように、日本人どうしなら、なんとなくコミュニケーションが通じるという前提に立ち、だからこそ、日本人

  6. どうしであるという相互確認を、日々に、こまかな、言語的、非言語的なコミュニケーション関係の枠の中で反復している。そうして、それが、日本人の人間関係の強化に役立っているのである。どうしであるという相互確認を、日々に、こまかな、言語的、非言語的なコミュニケーション関係の枠の中で反復している。そうして、それが、日本人の人間関係の強化に役立っているのである。 出典:本文は『日本人の人間関係辞典』(講談社)の「日本的コミュニケーションと人間関係」の全文。

  7. 注釈 1.ホンネ・タテマエ:真心话和面子上的话。为了不伤和气,隐瞒真心话只说一些好听的话是日本人交际中十分常见的现象。 2. 内輪言語:熟人语言。关系较熟的人之间,彼此十分了解,不需要客套即直接进入正题,话语简洁,用词较少就可以沟通。 3. ウチ・ソト:这是支撑日本社会的人际关系的一对重要概念。人们按照各自所属的团体划分内部与外部。同一个家庭、同一个公司、同一所学校等等,都可以成为判断内部与外部的标准。 4. 茶の間的人間関係:起居室人际关系。这里指日本人在同一集团内彼此关系密切,合作默契,交流起来像一家人一样不需要过多的语言。

  8. 単語リスト1 風土(ふうど)①[名]风土,风水 要因(よういん)◎[名]主要原因,主要因素 交わす(かわす)◎ [他五]交,交换;交结, 交叉,互相… わずらわしい⑤ [形]麻烦,烦人;繁杂,繁琐 *次第に(しだいに)④ [副]逐渐,渐渐,慢慢地 簡略(かんりゃく)◎ [名・形动]简略,简单, 简洁,简短 込み入る(こみいる)③ [自五]错综复杂,纠缠不清 全面(ぜんめん)◎ [名]全面,全部;(报纸的)整 版 特有(とくゆう)◎ [名・形动]特有,独有 身振り(みぶり)① [名]姿势,动作 茶席(ちゃせき)◎ [名]点茶室,茶室;

  9. 茶会;点茶的座位 立ち居振る舞い(たちいふるまい)◎ [名]日常的举止、动作;请客款待 *極端(きょくたん)③ [名・形动]极端 コントロール④[名・他サ]控制;调整,调节 微細(びさい)◎ [名・形动]微小,细微;微贱 *ルール① [名]规则,章程 本音(ほんね)◎ [名]真话,真心话;真正的音色 建前(たてまえ)② [名](对外讲的)方针,主张,原则 スムーズ② [形动]圆滑,顺利;流畅 *集中(しゅうちゅう)◎[名・自他サ]集中 等質(とうしつ)◎ [名・形动]性质相等,等质

  10. *孤立(こりつ)◎ [名]孤立 隔離(かくり)◎ [名・自他サ]隔离;隔绝;分离,隔离 人種(じんしゅ)◎ [名]人种,种族 *宗教(しゅうきょう)① [名]宗教 内輪(うちわ)◎ [名]家里,内部;低估;里八字;内浮 反映(はんえい)◎ [名・自他サ]反映;映,   映照,反射 *話し合い(はなしあい)◎ [名]交谈;商量,会谈 *割る(わる)② [他五]切,割;打破;分配;(数学)除 *成立(せいりつ)◎ [名・自サ]成立,确立 *強調(きょうちょう)◎ [名・他サ]强调,极力主张 ぶつけ合い(ぶつけあい)④

  11. [名]相互碰撞 側面(そくめん)③[名]侧面,侧翼,旁侧;(具有复杂性质的事物的某)   一面 *一応(いちおう)◎ [副]姑且,首先;大体,大致 世間(せけん)① [名]世上,社会;交往的范围 保持(ほじ)① [名・他サ]保持 誠意(せいい)① [名]诚意,真心实意 テクニック① [名](艺术上的)手法,技巧 浮き彫り(うきぼり)◎ [名]刻画,使形象突出;浮雕 *エチケット① [名]礼节,礼仪,规矩 規定(きてい)◎[名・他サ]规定 *一種(いっしゅ)① [名]一种 *強化(きょうか)① [名・他サ]强化,加强 *演じる(えんじる)③ [他上一]演,扮演;干,作出

  12. 見合い(みあい)◎[名]相亲;平衡,相称 両家(りょうけ)①[名]双方的家庭 つり合い(つりあい)◎ [名]平衡,均衡;匀称,   适称,相称 *いわば② [副]说起来,可以说 第二義(だいにぎ)① [名]次要 軽視(けいし)① [名・他サ]轻视,蔑视 公私(こうし)① [名]公私 混同(こんどう)◎ [名・自他サ]混同,混淆 二重(にじゅう)◎ [名]两层,双层,双重;重复 前記(ぜんき)① [名]前述,上述,上列 *集団(しゅうだん)◎ [名]集团,集体 茶の間(ちゃのま)◎ [名](邻近厨房的)餐厅;茶室 *あてはまる④ [自五]适用,适合 *通じる(つうじる)④ [自上一]通,相通;通晓,熟

  13. 悉,精通;理解,领会 *確認(かくにん)◎[名・他サ]确认,判明 反復(はんぷく)◎ [名・他サ]反复

  14. 1.しだいに ・彼の作った会社は初めは順調だったが、しだいに経営が苦しくなってきた。  ・今年に入ってから輸入量はしだいに増えてきた。  ・義務教育とともに、標準語の普及もしだいに進み、階級による言語の位相差は少なくなっていった。  ・平安時代から鎌倉・室町へかけて、書き言葉は話し言葉からしだいに分離していった。

  15. 2. 込み入る  ・電話では込み入った相談はできないので、私の家ま  で来てください。  ・北京の路地を散歩したが、道が込み入っていて迷子  になりそうだった。  ・先生は難解な込み入った文章を、とてもわかりやす  く解釈してくれた。  ・講演会で話が込み入ってくると、居眠りを始める人  もいた。

  16. 3. いっそう  ・より美しくなりたければ、教養の面でもいっそうの努力が必要だ。  ・台風の接近につれ、風雨がいっそう強くなってきた。  ・よりいっそうのご活躍を期待しております。  ・よりいっそう遠くの景色を見ようと思って、一つ階段を上った。 4. 一応  ・熱はたいしたことはありませんが、一応注射を打っておきましょう。  ・雨になるかもしれないから一応傘を持っていこう。  ・この本は一応全部読んでおいてください。  ・おっしゃることは一応ごもっともです。

  17. 5. つり合い  ・凧(たこ)のしっぽは左右のつり合いが悪いとうまく揚がらない。  ・私の両親は全くつり合いの取れた夫婦で、互いに支え合っていた。  ・周囲の風景とのつり合いがすばらしい建物なので、写真に撮る人が多い。  ・背広とのつり合いを考えたら、別のネクタイのほうがいいと思うよ。

  18. 6. いわば  ・そんな商売に君が手を出すなんて、いわばお金を捨てるようなものじゃないか。  ・これは、いわば現代の源氏物語とでもいったような小説だ。  ・「酒のサカナ」は、「電球のたま」と言うのと同じようなことで、いわば重言である。  ・コンピュータ・ネットワークは、いわば脳神経のように地球上に張り巡らされている。  ・彼女の家は石造りの洋館で、いわばドイツのお城のようだった。

  19. 7. なんとなく ・この犬はこのごろなんとなく元気がないようだ。 ・なんとなく向こうから来る人を見ていたら、その人が私を見てにっこり笑った。 ・今日は9月9日だ。ひとり異郷にいると、なんとなく兄弟たちのことがしのばれる。 ・なんとなく旅に出たくなって、列車に乗ってしまいました。 ・A:彼のこと、どうして好きなの? B:なんとなくとしか言えないわ。

  20. 1. 役割を演じる ▲芝居の中で、割り当てられた役に扮するという意味。転じて、割り当てられた役目を果たすという意味を表す。  ・それぞれが自分の役割をきちんと演じなかったら劇は成功しない。  ・難しければ難しいほど、役割を演じたあとの満足感は大きい。  ・明日、私が演じる重大な役割のことを思うと、なかなか眠れなかった。  ・蜜蜂たちの行動を見ていると、彼らも演じる役割は決まっているようだ。

  21. 2. ~に欠けている ▲性質に足りないところがあり、不十分である意。  ・あの人は常識に欠けている。  ・判断力に欠けている人と碁を打つと、いらいらさせ  られる。  ・論理に欠けている話は説得力が弱い。  ・彼女は記憶力は抜群なんだけど、探求力に欠けている。

  22. 3. ~と(は)反対に ▲ 「とは逆に」という意味。  ・姉は友達と騒ぐのが好きだが、私は姉と反対に静か  に音楽でも聴いているほうが好きだ。  ・私の部屋は道路に面して日当たりがいいが、それとは反対に妹の部屋は、静かだけれど日当たりが悪い。  ・山口さんが晩年いい作品を残したのと反対に、若い  時に賞をとった川村さんはその後ぱっとしなかった。  ・弟が有名になっていくのとは反対に、兄の人気は衰  えてきた。

  23. 4. ~にあたって(は) ▲物事の重要な時期に何かする場合に特に使う表現。  ・開会にあたってひとことご挨拶を申し上げます。  ・試験を行うにあたって、不正行為がないように注意  してください。  ・試合に臨むにあたって、対戦相手の弱点を徹底的に  研究した。  ・お嬢さんを結婚させるにあたって、お父様のお気持  ちはいかがでしたか。

  24. 5. ~から見れば ▲判断や意見をする時の立場を表すのに用いる。「から 見ると」「から見たら」とも言う。  ・外国人から見れば、日本の社会はまだ閉鎖的だ。  ・イスラム教から見れば、それはおかしな考え方だ。  ・子どもから見れば、大人はいったい何をしているん  だということになるんだろうね。  ・私の立場から見ると、それは楽観的過ぎると言わざ   るをえない。

  25. 6. だからこそ ▲理由を強調するときに用いる。相手の発言などを理由として自分の主張を言い表すことが多い。文末に「のだ」を伴うことが多い。  ・私ほど彼女の幸せを願っている者はいない。だからこそ、あの時あえて身を引いたのだ。  ・僕はもともと君には、あの仕事は無理だと思っていた。だからこそ、就職するとき反対したんだよ。  ・A:高齢化社会が急速に進んでるね。 B:だからこそ、今すぐ老人医療の見直しが迫られ   ているんだよ。  ・A:最近この辺で空き巣が増えているそうですね。 B:だからこそ、このマンションにも防犯ベルをつ けることになったんです。

  26. 1. 本文を読んで、次の質問に答えなさい。 (1)日本人の「あいさつとマナー」の特徴を挙げなさい。 (2)日本人の「身振り・しぐさ・表情」の特徴を挙げなさい。 (3)日本人のコミュニケーションの特徴を簡単にまとめなさい。 (4) 「日本的人間関係の使いわけのテクニック」に ついて、自分の考えをまとめなさい。 (5)中国と日本のコミュニケーション及び人間関係を比較しなさい。

  27. 2. 次の下線部のカタカナは漢字に、漢字にはよみがな をつけなさい。 (1) そのやり方は、いかにもキョクタンですね。() (2) 佐藤さんは、いつ入社したのですか。 () (3) 誰でもコリツさせられることは嫌いだろう。() (4) 王さんと同様に、李さんも髪を染めてもらった。() (5) 彼の欠点の一つはシュウチュウ力を欠いているこ   とだ。() (6) 社長がサインをしてないので、契約はまだ成立し   ていない。() (7) 遠足に出かける前、先生は改めて安全に行動する

  28.    ようキョウチョウした。() (8) そんなことをしたら、世間からも許されないで   しょう。() (9) それではもう一度カクニンさせていただきます。   コーヒーとミルクとオレンジジュースそれぞれお   一つですね。() (10)人間は誰でも生まれてから、ある一定の集団に属   している。()

  29. 3. 次の()に平仮名を一つずつ書き入れて、文を 完成させなさい。 (1) 学生が書いた論文は、とかく論理性()欠け   ている。 (2) 部長の意見()改善されて、会社の経営が正   常に戻った。 (3) 李さんは日本人だと思われる()()日   本語が上手である。 (4) この研究は10年()わたって続けられてきた。 (5) 矢印()従って進んでください。 (6) 趙さんは身長が190センチである。しかし、陳さ   んは趙さんより()背が高い。 (7) さっきの話はここ()()の話ですよ。 (8) 調査の進行につれて、事件の真相はいっそう浮き   彫り()されてきた。

  30. (9) これでいいじゃない()。2人ともけんかをやめなさい。 (10)周恩来総理は中日国交正常化()大きな貢献をした偉大な人物である。

  31. 4. 次の文の__のことばと同じ意味の使われ方をしているものはどれか、a~dの中から一つずつ選びなさい。 (1) …限りのある中での生き方を探るというものである。 a. できる限りの努力はした。あとは結果を待つだけだ。 b. このクラブのメンバーでない限り、参加はで きません。 c. 私の聞いている限りでは、大統領の到着は1日 遅れるということだ。 d. 宇宙には限りない魅力がある。 (2) 若い世代では、それが次第に簡略になってきたが、… a. 子供は育て方次第で、良くも悪くもなる。

  32. b. あちらへ着き次第、お電話をします。 c. 今後ともよろしくご指導くださいますようお 願い申し上げる次第でございます。 d. 老人の人口は次第に増加する傾向にある。 (3) コミュニケーション関係で、一応タテマエを世間   的な人間関係の保持に用いながら… a. 念のために、一応調べてみてください。 b. 雨になるかもしれないから一応傘を持ってい     こう。 c. たいしたことはありませんが、一応注射をて おきましょう。    d. 君の言うことは一応分かるけれど僕には僕の      言い分があるんだよ。 (4) 1970年代になってこの無限の神話は崩れかけた。 a. 道で見知らぬ人に話しかけられてびっくりし

  33. た。 b. おじいさんは晩ご飯を食べかけて、眠ってし     まった。 c.一生懸命勉強したのにテストの成績がよくな     かったから、彼女は自信を失いかけた。 d. 娘は学校へ行きかけて忘れ物に気づき、あわ     てて戻ってきた。 (5) …お見合いの場合に、両家のつり合いという、い   わばタテマエが重く見られ、… a. 私と彼の助け合いによってなんとか学校生活     を送っています。 b. 彼女が着ている服はいかにも彼女らしいやさ      しい色合いだった。 c. この服はあなたによく似合いますね。 d. 彼とは肌合いが合わないので、一緒に仕事は    

  34.      したくない。

  35. 5. 次の文の_にはどんなことばを入れたらよいか、a~dから最も適当なものを一つ選びなさい。 (1) 私は昔から機械類にさわるのが苦手だ。だから今   でもコンピューターも使えないという。 a. わけだ b. はずだ      c. べきだ     d. ものだ (2) 頼み方あの人もこの仕事を引き受けてくれ るかもしれない。 a. 次第に     b. 次第も      c. 次第では    d. 次第には (3) テーブルの上に置いた読みの本を母が片付   けてしまった。 a. ながら     b. 終わり      c. かけ      d. 始め (4) 私の立場、その見通しは楽観的すぎると言

  36.    わざるをえません。    a. からみれば b. からすれば    c. のことだから  d. のことでも (5) 病気の悪化は一応治まったみえるが、まだ   まだ安心はできない。 a. かのうちに   b. かのように    c. ようにして   d. ままにして (6) 高齢化社会が急速に進んでいる。今すぐ老   人医療の見直しをやらなければならないんだよ。 a. だからさえ   b. だからこそ   c. なんとなく   d. いずれにしても (7) 担当の者と相談した、改めてご返事させて   いただきます。 a. うえに     b. からは  c. うえで     d. 以上は

  37. (8) 新しい生活を始めるに、何といっても親の   援助がなくてはならない。 a. あっては    b. あたっては    c. 対しては   d. 関しては (9) 彼の説明は説得力に。 a. 関している   b. あたっている   c. 及んでいる   d. 欠けている (10)僕は田中君のようなまじめな努力家とはん   だ。 a. 比べるわけではない        b. 比べるはずではない c. 比べることはない           d. 比べものにならない

  38. 6. 次の()に適当なことばを入れて、文を完成させなさい。 (1)()にあたって、ひとことごあいさつ申 し上げます。 (2) 先生から見れば()、私はこれがいいん です。 (3) 加藤さんは友達と騒ぐのが好きだが、私は彼とは    反対に()。 (4) 最初はおもしろくないことでも、しだいに()。 (5) 私ほど彼女の幸せを願っている者はいない。だからこそ、()。

  39. 7. 次の中国語を日本語に訳しなさい。 (1) 关于电脑,他的知识比我丰富得多。(~に関しては) (2) 在会议开始之际,我想说上两句。(~にあたって) (3) 哥哥学习非常努力。与此相反,弟弟却整日玩耍。(それに対して) (4) 他十分热爱工作。正因为如此,才承担了这项十分艰巨的任务。(だからこそ) (5) 日本人一般以大米作为主食吃。(~を~にする)

  40. 8. 作文 (1) 関連の文献を調べて、200字程度の作文を書きなさい。    主題:日本人の人間関係    素材:①人間関係の概念       ②日本人の人間関係の特徴    関連語句:社会集団、縦社会、能力、資格、身分地位、年齢、重視する    関連文型:①~を~と呼ぶ。         ②~より~が重視される。 (2) 関連資料を調べて、300字程度の依頼状を書きなさい。     主題:日本人の国民性についての講演の依頼    構成:①依頼の目的の説明       ②用件内容の明記   

  41.    関連語句:題目、日時、場所、聴衆、依頼   関連語句:題目、日時、場所、聴衆、依頼    関連文型:①~ますます~のこととお喜び申し上げます。         ②~のほどよろしくお願い申し上げます。         ③まずは、取り急ぎ~まで。

  42. 単語リスト2 *輸入(ゆにゅう)◎[名・他サ]进口,输入 *義務(ぎむ)①[名]义务 *標準語(ひょうじゅんご)◎ [名]标准语 階級(かいきゅう)◎[名]阶级,阶层;等级,级别 位相(いそう)◎[名]语相;相,位;拓扑 *書き言葉(かきことば)③[名]书面语,书面语言 *話し言葉(はなしことば)④ [名]口语,口头语言 分離(ぶんり)①[名・自他サ]分离,分开,隔 离 路地(ろじ)①[名]小巷,胡同,弄堂 *迷子(まいご)①[名]迷路的孩子,迷路的人 難解(なんかい)◎[形动]费解,难解,难懂

  43. *接近(せっきん)◎[名・自サ]接近 風雨(ふうう)①[名]风雨;暴风雨 *もっとも③[副]正确,合理,理所当然 凧(たこ)①[名]风筝 *しっぽ③[名]梢儿,末梢;尾巴 *商売(しょうばい)①[名・自他サ]买卖,生意; 工作,职业 重言(じゅうげん)◎[名]重复词;叠词 脳神経(のうしんけい)③[名]脑神经 石造り(いしづくり)③[名]石筑,石砌;石料加工 *城(しろ)◎[名]城,城堡 *にっこり③[副・自サ]微笑的样子 異郷(いきょう)◎[名]异乡;外国,海外 しのぶ◎[他五]怀念,缅怀;回忆,追忆

  44. 単語リスト3 *~感(~かん)[后缀]…感,感觉 蜜蜂(みつばち)②[名]蜜蜂 *碁(ご)◎[名]围棋 抜群(ばつぐん)◎[名・形动]超群,出众 探求(たんきゅう)◎[名・他サ]探索,探求 *日当たり(ひあたり)◎[名]向阳(处),阳光照射(处) 晩年(ばんねん)◎[名]晚年 *ぱっと①[副・自サ]突然变化貌;   显眼,引入注意 *衰える(おとろえる)④[自下一]衰弱,衰退,衰落 *開会(かいかい)◎[名・自他サ]开会,会议开始 *不正(ふせい)◎[名・形动] 不正当,不正派 対戦(たいせん)◎[名・自サ]对战;竞赛,比赛 *弱点(じゃくてん)③[名]弱点,缺点

  45. *徹底的(てっていてき)◎[形动]彻底 閉鎖(へいさ)◎[名・自サ]封闭,关闭 イスラム教(いすらむきょう)◎ [名]伊斯兰教  おかしな②[连体]可笑,滑稽;奇怪,可 疑  楽観的(らっかんてき)◎[形动]乐观(的),乐观主义(的) 高齢(こうれい)◎[名]高龄,年高  空き巣(あきす)◎[名](没有鸟的)空巢;(没人 的)空宅(「空き巣狙い」的 省略语)乘人不在家时行 窃(的贼) *防犯(ぼうはん)◎[名]防止犯罪

  46. 単語リスト4 使い分け(つかいわけ)◎[名]分别使用;灵活运用 *欠点(けってん)③[名]缺点,缺陷 *ミルク①[名]牛乳,牛奶;炼乳 *オレンジ②[名]桔子;桔黄色 *改善(かいぜん)◎[名・他サ]改善 正常(せいじょう)◎[名・形动]正常 *矢印(やじるし)②[名]箭头符号 総理(そうり)①[名]总理,内阁总理;总管 中日(ちゅうにち)①[名]中国和日本,中日 *国交(こっこう)◎[名]邦交 *増加(ぞうか)◎[名・自他サ]增加 類(るい)①[名]类,种类,同类 *苦手(にがて)◎[名・形动]不擅长 見通し(みとおし)◎[名]眺望;预测;洞察

  47. *治まる(おさまる)③[自五]平息,结束,解决;平*治まる(おさまる)③[自五]平息,结束,解决;平 定

  48. チャレンジ 1 甘えの構造 土居 健郎(どいたけお)  現代の青年は、価値観が問題とならない限り、古い世代と和合するが、いったん価値観が問題となると、古い世代と鋭く対立する。であればこそ、彼らは両親の中でも、(1)母親とは親密な関係を続けるのであろう。もっとも彼らは、社会的な価値観を通常代表する父親とも、家庭の中にあってはあまり対立することがないようである。それというのも価値観について子供を教育しようとする父親が、昨今は極めて稀になっているためであろう。これら父親たちも内心では疎外感に悩み、現代文明の危機を肌で感じている。したがって子供を教育するどころで

  49. はないのであろうが、しかしその彼らも社会の中ではその属する体制なり組織を防衛する立場におかれている。そこで現代の(a)()はもっぱら公の場で、体制対反体制という形で進行することになる、と考えられるのである。はないのであろうが、しかしその彼らも社会の中ではその属する体制なり組織を防衛する立場におかれている。そこで現代の(a)()はもっぱら公の場で、体制対反体制という形で進行することになる、と考えられるのである。 (A)()、ここで一つ奇妙なことは、この現代の世代間葛藤(かっとう)ないし断絶が、先に述べたごとく主として価値観をめぐって起きていると考えられるにもかかわらず、争われている価値観の相違が必ずしも明らかではないことである。まず古い世代が古い価値を信じているとは限らない。むしろ彼らの多くは懐疑的である。かといって新しい世代が新しい価値観を提供しているのでもない。すると今日の世代間葛藤は、価値観をめぐって起きているということはできても、価値観自体が争点になっているということはできなくなる。

  50. (B)()、何のために新しい世代は古い世代を攻撃するかというと、そうすることによって古い世代に本音を吐かせようとしているのだと解される一面がある。結局新しい世代は、それによって自分たちが生きてゆくことができる価値観が欲しいのである。(C)()それが古い世代によって提供されていないことに苛立つのである。それは確かに(2)一種の甘えであるということができるであろう。(B)()、何のために新しい世代は古い世代を攻撃するかというと、そうすることによって古い世代に本音を吐かせようとしているのだと解される一面がある。結局新しい世代は、それによって自分たちが生きてゆくことができる価値観が欲しいのである。(C)()それが古い世代によって提供されていないことに苛立つのである。それは確かに(2)一種の甘えであるということができるであろう。  出典:本文は『甘えの構造』「第五章 甘えと現代社会」の<父なき社会>による。

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