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肢体不自由教育におけるコンピュータの利用

肢体不自由教育におけるコンピュータの利用. 平成17年1月21日(金) 独立行政法人国立特殊教育総合研究所 主任研究官 小野龍智. 1995年頃のコンピュータ. PC-98 シリーズ KB マウス キー入力の制御 DOS/V,PC-DOS Shift CTRL キー MAC,Windows 3.1 インターネット接続. Windows 95. インターネット接続 Plus! キット ユーザー補助 Windows 標準の障害者対応. アクセシビリティ. アクセシビリティ アクセスのしやすさ 運動障害に関係のある支援技術 コンピュータの操作について

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肢体不自由教育におけるコンピュータの利用

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Presentation Transcript


  1. 肢体不自由教育におけるコンピュータの利用 平成17年1月21日(金) 独立行政法人国立特殊教育総合研究所 主任研究官 小野龍智

  2. 1995年頃のコンピュータ • PC-98シリーズ • KBマウス • キー入力の制御 • DOS/V,PC-DOS • Shift CTRLキー • MAC,Windows 3.1 • インターネット接続

  3. Windows 95 • インターネット接続 • Plus!キット • ユーザー補助 • Windows標準の障害者対応

  4. アクセシビリティ • アクセシビリティ • アクセスのしやすさ • 運動障害に関係のある支援技術 • コンピュータの操作について • キーボードやマウスの機能拡張 • 標準のデバイスを使用するが、機能を変更する。 • ソフトウェアキーボード • 画面上にソフトウェアでキー入力を行う • キーボードの代替入力 • キーボード以外の入力装置 • 音声入力

  5. どのような機能が必要か • キーボードやマウスの機能拡張 • 固定キー • 両手が同時に使えない • 四肢欠損、脳性まひ • 片手の操作であっても、離れたキーを押す場合 • 2つのキーを、同時に押し続けられない • 標準のキーボードを使うのであれば、キーボードの大きさに見合った可動域が必要 • フィルターキー • 隣のキーを、間違って押しやしすい • キーを押した後、すぐに放すことができない • 不随意運動

  6. どのような機能が必要か • キーボードやマウスの機能拡張 • 切り替えキー • CAPSキーなど、押してロックする様子をわかりやすくする。 • マウスキー • マウスのコントロールが難しい場合 • 不随意運動 • マウスの操作に必要な可動域に問題がある場合 • 痙直型 • キーを、随意的に押し続ける、またはタイミングよく放せるか

  7. どのような機能が必要か • キーボードやマウスの機能拡張 • マウスキー • マウスをトラックボールに変更できないか、検討。 • マウスでできることは、キーボードでほぼ代替できる。 • マウスは使えないが、キー入力はコントロールできる子 • マウスキーを使うよりも、キー入力で操作した方が快適 • 固定キーと組み合わせて、ショートカットキーを利用する。 • http://www.microsoft.com/japan/enable/products/keyboardsearch.asp

  8. どのような機能が必要か • ソフトウェアキーボード • キーボードが使えるなら、キーボードのほうが効率的 • キーボード操作は苦手だが、マウスまたはトラックボールの操作ならできる人 • ポインティング・デバイス • マウス,トラックボール,タッチパッド • どれも細かい運動のコントロールが要求される。 • マウスよりもトラックボール,タッチパッドの方が上肢の可動域が狭くてすむ。 • 神経筋障害 • 筋ジストロフィ、ウェルドニッヒ・ホフマン氏病 • 進行状況に合わせて、使用する。

  9. どのような機能が必要か • 音声入力 • 標準キーボード、マウスでは操作できない人が対象 • 運動障害は重度だが、発声がある程度明瞭な人が対象 • 頸椎損傷 • 神経筋障害

  10. どのような機能が必要か • キーボードの代替入力 • 標準のキーボード、マウスでは操作できない人が対象 • 大型キーボード • 上肢の可動域は確保されているが、細かいキーだと打ちにくい • 小型キーボード • 可動域に制限があるが、細かい手指の動きはできる • キーボード以外の入力手段を柔軟に考えることができる。 • 障害の特性に応じたスイッチによる入力

  11. スイッチ • ジェリービーンスイッチ(押しボタンスイッチ) • 棒スイッチ • ひもスイッチ • 使用する部位の動きの方向と筋への負荷(筋緊張の様子)を考える。

  12. スイッチ • 呼気スイッチ • タイミングよく呼吸をコントロールできることが必要 • 頭部が安定している必要がある。 • 呼気の量は、少なくても調節可能 • 感圧式静電スイッチ • 微妙なコントロールが可能

  13. スイッチ • マクトス • 脳波によるスイッチ • 脳波、眼筋の電位の変位 • 思ったよりもうまくいかないが、このスイッチを必要としている子がいる。

  14. スイッチの工夫 • 使用する部位 • 無理のない、リラックスした姿勢 • 頭部の位置 • 随意的な動き • 動きの方向にあったスイッチ • 「押した」という感覚が得られる

  15. 姿勢の管理 • 全身の姿勢管理が重要 • 筋緊張の状態を把握すること • 筋緊張が亢進する場合は、リラックスできる姿勢を探す • スイッチを利用する時には、スイッチと体の位置関係を考えること • スイッチに合わせて姿勢や使用する部位を考えるのではなく、リラックスした姿勢をとらせ、使用する部位とその動きの方向に合わせてスイッチを選ぶ。

  16. 姿勢の管理 • 頭部の位置、向き、安定性の確保 • 視野の拡大 • 視線 • 眼球のコントロール • 筋緊張の状態にも左右される • 色覚障害 • 見やすい画面の配色を考える

  17. コンピュータを使った活動 • 平成15年3月に実施した調査結果より • 校内で最も機器を使って指導をしている教師に依頼 • 運動障害のある子に、どのような機器を、どの時間に指導しているのか

  18. コンピュータを使った活動 • インターネット • Webに全てのサービスを統合できる • 「やりたい」という気持ちが大切 • 子どもたちが「できる」環境を整えた後、何か「やりたいこと」があるのか • 何をやったらよいのか、わからない→悲しい

  19. 何をさせるのか、どうしたいのか • 子どもがしたいこと • 本人が持っているニーズ • 本人は、したいこと、やりたいことがあるのか。 • 気持ちを「育てる」必要がある。 • 子どもにさせたいこと • 信号を発してほしい • ただ一方的に要求するだけでは、信号は出さない。 • ベッドにいながらできることは何か • 日常生活を送る上で必要なこと • 環境制御 • WEB上のサービス • 入力手段

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