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国民健康保険中央会

国保データベース(KDB)システム ~健やかに暮らせる地域づくりへの支援~           ・概要について ・基本コースについて. 国民健康保険中央会. 国保データベースシステム : 目次. 参考 1 : A 地域の特徴と評価  ...  171 、 172. 参考 2 : 同規模別比較のための基準  ...  173 ~ 177. 参考 3 : 5年間の年度別・月別データの履歴閲覧表  ...  178. 注 : 水色は月次更新 、橙色 ( Ⅰ の1の①・⑤・⑥、 Ⅲ すべて) は年度別に更新.

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Presentation Transcript


  1. 国保データベース(KDB)システム ~健やかに暮らせる地域づくりへの支援~           ・概要について ・基本コースについて 国民健康保険中央会

  2. 国保データベースシステム : 目次 参考 1 : A 地域の特徴と評価  ... 171、172 参考 2 : 同規模別比較のための基準  ... 173~177 参考 3 : 5年間の年度別・月別データの履歴閲覧表  ... 178 注 : 水色は月次更新 、橙色(Ⅰの1の①・⑤・⑥、Ⅲすべて)は年度別に更新

  3. 国保連合会は、保険者の委託を受けて行う各種制度の審査支払業務及び保険者事務共同電算処理業務を通じて給付情報等を保有しています。国保連合会は、保険者の委託を受けて行う各種制度の審査支払業務及び保険者事務共同電算処理業務を通じて給付情報等を保有しています。 審査支払業務を通じて保有する主な情報 (給付・受給情報は全て保有) 保険者事務共同処理業務を通じて保有する主な情報 (受託保険者分のみ保有)

  4. 住   民 保険者(市町村) 健やかに暮らせる地域づくり支援 健やかに暮らす 今後、更なる高齢化の進展が見込まれることから、住民の 健康管理等によって健やかに暮らせる地域づくりを支援する 住民が健やかに住みなれた地域で暮らす 国保・介護保険の安定的運営 できるだけ少ない保険料負担で、国保・介護のサービスを 受けられるようにする 住民や保険者(市町村)が求めるものへの対応 平成22年、国保連合会が今後住民や保険者からより信頼される存在となるための検討(『国保連合会将来構想検討会』)を行い、 ① 今後の急速な高齢化の進展        ⇒ 健やかに安心して暮らせるような地域づくりが課題  ② 連合会は、これまでの地域に密着した業務のノウハウを活用 ⇒ 今後の地域づくりに役立つ更なる業務拡充に取り組む ③ 健やかに暮らせる地域づくりの支援 ⇒ 連合会が保険者や住民からより信頼される存在となるため、住民が                                                                         健やかに暮らせる地域づくりを積極的に支援することが必要 を柱とした業務拡充に取り組むこととした。 今後は、国において予定されている ○ 平成25年度の①特定健診・保健指導の見直し②第2期医療費適正化計画の策定  ○ 社会保障・税一体改革における生活習慣病の予防、介護予防・重度化予防 に取り組む。

  5. 地域の健康状況の把握 保健事業の充実 断面調査 ・医療・介護の受給状況を通じた個人の健康状態が把握できる ・全国水準の把握や、同規模保険者等の比較ができる (個人/集団) ・経年データを見ることで、個人の健康状態の変化がわかる ・疾病別医療費や介護給付費の推移を見ることで対策の効果がわかる 時系列調査 (個人/集団) 健康づくり・保健活動の支援 健やかで安心して暮らせる地域づくり ・健診情報に加えレセプトを見ることで、より優先度の高い対象の選定が容易になる ・保健指導に必要な健診・医療・介護情報が、個人単位の台帳として管理できる ・地域で必要な社会資源の把握が容易になる ・保健師のデスクワークの減少(ペーパーレス化等)による保健事業の充実を図ることができる 疾病別医療費分析の充実 ・全国的に統一した方法で主病名を決めることができる ・複数病名の把握により、リスクの重なる疾病の分析が容易になる 国保や介護保険の安定的運営

  6. 国保連合会が保有する「健診・保健指導」「医療」「介護」等の各種データを利活用し、必要な人に必要な予防サービスを提供できるシステムを開発することにより、生活習慣病の予防対策の充実により、国保や介護保険の安定的運営につなげることができます。国保連合会が保有する「健診・保健指導」「医療」「介護」等の各種データを利活用し、必要な人に必要な予防サービスを提供できるシステムを開発することにより、生活習慣病の予防対策の充実により、国保や介護保険の安定的運営につなげることができます。 1 地域の状況を把握 4 効果を確認 ○特定健診の結果及び疾病別医療費等の分析により、生活習慣病の状況や、健康課題を明らかにできる ○要介護状態区分と疾病との関係を把握する ○疾病別医療費等経年データ分析により保健事業の効果を判定できる 有病者や予備群等の改善の確認 地域における疾病予防のための取り組み(例) 2 重点課題の抽出 3 重点課題への対策 ○予防可能な問題となっている疾病を選択 ○選択された疾病への重点的な保健事業の実施 予防対策の疾病を選択 対象者を選択し、保健指導を実施

  7. 国保データベース(KDB)の活用により、地域の健康状況の把握、健康課題の明確化、   保健事業の効果的な実施とその評価がデータに基づき可能となります。 保険者における期待される効果として・・・ □ 市町村の担当課長、保健師等、市町村長 → 地域の課題を把握し、行政の組織的な対応の契機となります。 □ 住民 → 地域の課題の認識を深め、自主的な健康づくりへの取り組みの契機となります。 □ 議会 → 地域の課題と行政の取り組みへの認識を深める契機となります。 □ 保健師等 → 業務を行う上で必要なデータが簡単に入手できるようになります。 → 保健指導対象者の絞り込みが容易となり、効果的な保健指導ができるようになります。 → 保健指導対象者毎の医療、介護の状況が把握できるようになります。 → 被保険者の健康意識を高めるポピュレーションアプローチに役立ちます。

  8. 健康づくりを担う保健・医療・福祉関係者が協働していく上で、共通認識を持つことに   役立ちます。 ○全国水準の把握や同規模保険者等との比較により、自分の位置を確認することができます ○ 災害発生時には、被災者が避難先の医療機関等において診療等を受けることができる   よう給付情報(既往歴や服薬歴等)を参照することができます。 ○ 初心者からベテランまで利用者のリクエストに応じることが可能なシステムです。 保険者のデータ分析、活用のレベルにより、以下のようなシステムの活用方法があります 保険者のデータ分析・活用のレベル □ 基本コース (データベースの活用方法を習熟していない利用者向け) → 保健事業の遂行に必要な基本的な情報をガイドに従って、健診・保健指導の実施手順      毎に取得することが可能です。 □ 標準コース (データベースの活用方法が分かる利用者向け) → 標準機能として提供される地域の状況把握、重点課題の抽出、健診・保健指導の実施、        効果の確認等に資する情報を取得し、保険者毎に活用することが可能です。 □ 応用コース (標準コース以外の情報を活用したい利用者向け) → データベースから必要な情報を利用者独自の活用(加工)が可能となるようCSV化して      出力することが可能です。

  9. KDBシステム基本コースとは 国保データベース(KDB)システムを、簡便に 活用できる仕組みです。 ガイドに従い操作すると、保健事業で使われる健康に関する基本的な統計データ が、自動的に作成されます。 ※ 『標準的な健診・保健指導に関するプログラム(確定版)』                   平成19年4月 厚労省健康局 ※ 『特定保健指導を核とした市町村国保における保健事業実施のための手引書』      平成19年6月 厚生労働省保険局国民健康保険課         ※

  10. 参考資料 応用コース (CSV) 標準コース

  11. 参考資料 Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ 地域の  状況把握 重点課題の抽出 重点課題の対策 効果の確認 基本コースでは、この内容がセットされます

  12.  地域の健康に関する基本的な統計データが、『業務のサイクル』に合せて『番号ボタン』などをクリックすることで、自動的に作成され見ることができます。 地域の健康に関する基本的な統計データが、『業務のサイクル』に合せて『番号ボタン』などをクリックすることで、自動的に作成され見ることができます。 * 操作ガイド* 番号ボタンをクリックすると移動 画面イメージ 業務のサイクル 分析・活用の視点 地域の状況把握 Ⅰ 現状分析 重点課題の抽出 Ⅱ 健康課題の明確化 重点課題の対策 Ⅲ 保健指導の実施 1 健診・保健指導を受けた人の健診・医療・介護状況の変化をみる Ⅳ 効果の確認 2 〃     受けていない人の同様の変化をみる 保健指導の評価 3 地域全体について、同様の変化をみる ※ 業務のサイクル、分析・活用の視点は、『標準的な健診・保健指導に関するプログラム(確定版)』等を参照し作成  

  13. ■ 健診・保健指導業務のサイクル    と 基本コースの画面解説 Ⅰ 画面イメージ 操作の解説 KDBの解説 画面の解説 ① ②

  14. 『ヒント』をクリックすると解説の バーが画面上部に表示される。『ヒント』をクリックすると解説の バーが画面上部に表示される。 ヒント一覧はP.34に掲載 市町村(地域)ごとに毎月更新された最新データで、地域の健康に関する統計・分析データが国、都道府県、同規模別に表示される。20%増は青色、2倍以上は赤色で 表示される。 画面イメージ 閲覧中の 項目を赤枠で表示。 アイコンを   クリックすれば該当業務へジャンプする。

  15.   ヒント 業務のサイクル 画面イメージ

  16.   ヒント 業務のサイクル 画面イメージ

  17.   ヒント 業務のサイクル 画面イメージ

  18.   ヒント 業務のサイクル 画面イメージ

  19.   ヒント 業務のサイクル 画面イメージ

  20.   ヒント 業務のサイクル 画面イメージ

  21. ■ 健診・保健指導業務のサイクル    と 基本コースの画面解説 Ⅱ 画面イメージ P.4から KDBの画面 画面の解説 Ⅱ 重点課題の抽出 医療費・介護給付費の負担の大きい病気をみつける 健康課題の明確化 地域の医療費の把握画面 地域の医療費が入院・外来、生活習慣病ごとに国、都道府県、同規模別で表示される。 Ⅱ-1「地域の医療費の把握」 地域で医療費等の負担が   大きい病気はなにか 地域で高額医療に該当する疾病が、医療費の高い順に表示される。 疾病別医療費画面 地域で重点化すべき生活習慣病をみつける 「標準的なプログラム」に示された内容画面 入院・外来別に大分類→中分類→小分類と順に医療費が多いものを検索していく。 Ⅱ-2「疾病別医療費分析」 「標準的なプログラム」に示された内容から生活習慣病の合併症等の状況が、男女別、年齢階級別に表示される。 地域で重要度が高い      生活習慣病はなにか 健診・医療・介護の突合画面 重症化(要介護状態)している病気をみつける Ⅱ-3「健診・医療・介護の突合」 年齢階級別に「要介護者認定状況」と有病状況が表示され、要介護者の健診・レセプトの突合状況が被保険者別に表示される。 地域で医療・介護の割合が高く  重症化してみつかる病気はなにか 要介護突合状況 要介護認定状況 地域で増えている病気をみつける 健診結果や病気の経年変化 Ⅱ-4「経年変化」 健診結果やレセプトから有病状況等の経年変化が表示され、増加傾向の著しい病気が把握できる。 地域で健診結果やレセプトから  増えている病気はなにか

  22.   ヒント 業務のサイクル 画面イメージ

  23.   ヒント 業務のサイクル 画面イメージ 様式1-1 200万円以上となったレセプト一覧(医療費の高い順)

  24.   ヒント 業務のサイクル 画面イメージ

  25.   ヒント 業務のサイクル 画面イメージ

  26.   ヒント 業務のサイクル 画面イメージ

  27.   ヒント 業務のサイクル 画面イメージ

  28.   ヒント 業務のサイクル 画面イメージ

  29.   ヒント 業務のサイクル 画面イメージ 当該年

  30.   ヒント 業務のサイクル 画面イメージ

  31. ■ 健診・保健指導業務のサイクル    と 基本コースの画面解説 重点課題の対策 Ⅲ Ⅲ 画面イメージ P.4から KDBの画面 画面の解説 保健指導対象者の把握 被保険者の台帳管理画面 保健指導の実施 国保被保険者全員(40~74歳)の健診・医療・介護の利用状況が被保険者番号順に表示される Ⅲ-1「被保険者の台帳管理」 被保険者全体は       どうなっているのか 保健指導対象者の絞込み 健診ツリー図画面 健診結果をリスクの内容・個数別、服薬の有無別に自動で振り分け人数を表示する。 Ⅲ-2「健診ツリー図」 受診者をリスクごとに整理して 保健指導対象者を選ぶ 保健指導対象者の絞込み 保健指導対象者の絞込み画面 どのリスク因子でどの程度まで絞込むかを選択することで、対象者数の目安が表示される。 Ⅲ-3「保健指導対象者の絞込み」 保健指導の必要性が高い人の目安はどうなるか 保健指導対象者一覧画面 保健指導を実施する Ⅲ-4「保健指導対象者一覧」 絞り込んだ対象者の一覧を表示し、レセプト画面ともリンクして詳細な情報が確認できる。 対象者の具体的な状況は   どうなっているのか 保健指導対象者の管理画面 継続的な保健指導の対象者の把握 Ⅲ-5「保健指導対象者の管理」 保健指導対象者の予約や実施状況、フォローの状況が、個人別に表示される。 保健指導の経過や結果は   どうなっているのか

  32.   ヒント 業務のサイクル 画面イメージ 被保険者全員(40~74歳)に対する台帳管理 列を選択し被保険者の並べ替えができる 1.生活習慣病10 : 高血圧症、糖尿病、高脂血症、高尿酸血症、脂肪肝、動脈硬化症、脳出血、脳梗塞、狭心症、心筋梗塞 2.要介護度 : 要支援1、要支援2、要介護1、要介護2、要介護3、要介護4、要介護5 3.性別・年齢別、メタボ・予備群・受診勧奨者別、3年以上等の健診未受診状況別、生活習慣病名別、要介護度別に並替えができる。 32

  33.   ヒント 業務のサイクル 画面イメージ 該当を クリック

  34. 該当を クリック   ヒント 業務のサイクル 画面イメージ 166 690 811

  35.   ヒント 業務のサイクル 画面イメージ

  36.   ヒント 業務のサイクル 画面イメージ 選択 リンク 50・男 レセプトが確認できる ・特定保健指導対象者として、リスクが最も高い「3因子+喫煙」保有者を抽出 「健診ツリー図」から絞込みを開始

  37.   ヒント 業務のサイクル 画面イメージ 保健指導のスケジュール管理画面 37

  38.   ヒント 業務のサイクル 画面イメージ

  39. 画面イメージ P.4から KDBの画面 画面の解説 Ⅳ 効果の確認 健診・保健指導を受けた人の変化をみる 保健指導の評価 疾病管理一覧画面 「糖尿病」などの重点対策の対象者について、過去からの健診・医療(病名・検査・投薬・合併症等)の状況を個人単位で把握できる。 Ⅳ-1「保健指導の結果把握」 保健指導を受けた結果、    その人はどう変化しているのか 糖尿病 虚血性心疾患 脳卒中 地域の健診・医療・介護の変化をみる 効果の確認(経年比較)画面 Ⅳ-2「保健指導の効果確認」 健診受診者のうち、保健指導を受けたか否かで腹囲などの検査値、医療費等の指標ごとに、集団の状況が表示される。 保健指導を受けたか否かで  結果にどんな違いがあるのか 市町村別データ画麺 地域全体の健診・医療・介護の状況をみる Ⅳ-3「市町村別状況把握」 地域の健診・医療・介護の状況について、市町村単位で把握し、都道府県・同規模ごとに表示できる。 市町村ごとの健康・医療・介護の状況はどうなっているか

  40.   ヒント 業務のサイクル 画面イメージ

  41.   ヒント 業務のサイクル 画面イメージ 41

  42.   ヒント 業務のサイクル 画面イメージ 県内保険者や同規模 保険者が表示される 列を選択して保険者 の並べ替えができる 42 ※県外保険者については、仮名で表示予定

  43. 参考資料 健康づくりにより医療費が低減されたとの報告例として次のようなものがあります。 <事例1>  「医療保険者による特定健診・特定保健指導が医療費に及ぼす影響に関する研究」(2011年5月 岡山明) ※平成22年度 厚生労働科学研究(政策科学推進研究事業)     ・ 分析対象者数 : 12市町村保険者、6被用者保険者 計231万人     ・ 分析対象期間 : 平成19年~21年度 ○ 医療費低減効果 特定保健指導(積極的支援)を受けた場合、受けなかった場合と比べた場合の医療費低減効果   (年間1人当たり) → 総医療費 : 3,300点の低減、外来総医療費 : 752点の低減 研究事例に基づき、医療費低減効果を推計してみると ・・・ ☆ 被保険者数規模(2万人規模)の保険者を想定した場合 ・・・ ● 特定健診受診(対象)者数 :             約4,400人(約14,000人) ● 特定保健指導(積極的支援)終了(対象)者数 : 約  25人(約  170人) ※ 上記の値は平成21年度(市町村国保)の特定健診受診率、積極的支援対象者発生率、終了率の全国平均をベースに推計 ☆ 積極支援終了者全員について、研究事例と同様の医療費への削減が認められたとした場場合・・・ 保険者当たり(年間) 総医療費 : 825,000円の低減、外来総医療費 : 188,000円の低減 研究結果については短期間のデータに基づくものであり、保健事業の効果の検証には更なる経年的な 観察が必要であることには留意が必要です。

  44. <事例2>   「個別健康支援プログラムの医療経済評価に関する研究」(2005年9月 岡山明 他) ※平成14年~16年 厚生労働省 国保ヘルスアップモデル事業    ・ 分析対象者数 : 岩手県矢巾町 重点支援群85名、通常群65名    ・ 分析対象期間 : 平成12年~16年度 ○ 医療費低減効果 個別健康支援プログラムを実施したことにより、通常支援群と比較した場合の医療費低減効果   (2年間1人当たり)  → 外来総医療費 : 約10万円の低減 研究事例に基づき、医療費低減効果を推計してみると ・・・ ☆ 被保険者数規模(2万人規模)の保険者を想定した場合 ・・・ ● 特定健診受診(対象)者数 :           約4,400人(約14,000人) ● 個別健康支援プログラム終了(対象)者数 : 約  25人(約  170人) ※ 支援プログラム対象者数、終了者数については、市町村国保保険者が実施する特定健診・保健指導の           平成21年度実績値 (全国平均)をベースに推計 ☆ 支援プログラム終了者全員について、研究事例と同様の医療費への削減が認められたとした    場合 ・・・ 保険者当たり(年間) 外来総医療費 : 1,250,000円の低減効果 国保データベース(KDB)を活用することで、保健事業の更なる効率的な実施が期待でき、時系列に データを追うことで取組みの評価についても可能となります。

  45.  「プロトタイプ(試作)システム」の検証データ(1地域1ヶ月の情報)を用いて、A地域における健診の受診状況とレセプト内容の関係を見てみました。 「プロトタイプ(試作)システム」の検証データ(1地域1ヶ月の情報)を用いて、A地域における健診の受診状況とレセプト内容の関係を見てみました。 緊急入院レセプトを健診受診者と健診未受診者で比較してみると、健診未受診者の方が緊急入院レセ プト件数が多く、また1件当たり医療費も高いので、重症化して入院している状況がうかがわれる。 ○ A 地域における健診受診者と未受診者における緊急入院の比較 ※ 手術に関するレセプト算定は、緊急の「大動脈瘤手術」の適応事例があったため、1件あたり平均点数が高くなっている。

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