春夏秋冬を意識した季節品ビジネスの動向

春夏秋冬を意識した季節品ビジネスの動向 ２Gr 大塩　修平野村　淳樹土井　彩佳安東　麻衣子

第１章　まえがき 　季節の移り変わりに合わせた　　ビジネスの工夫をしている　その動向を調べ　　　　アパレル　　　　飲食　　　　電化製品　　　　旅行業界　　にジャンルを絞って経営の動向を調べてみた

第２章　アパレル業界の春夏秋冬 安東　麻衣子

２－１　はじめに　 • アパレル業界では常に春夏秋冬を意識して商品を売り出している。 • 今回はアパレル業界の中でもユニクロに重点をおいて季節ごとにまとめてみた。

２－２　アパレル業界の春 春といえば・・・花粉の季節　　　　　　日本人の２０%が花粉症である　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そこで・・・　　　花粉症対策衣服！！

　ユニクロでは花粉を付着させにくい素材を使った衣服を売り出している。　ユニクロでは花粉を付着させにくい素材を使った衣服を売り出している。　　　コートやパンツなど種類も豊富　　　　　　　　３月中旬期間限定販売レディースキッズメンズ

２－３　アパレル業界の夏 夏の必須アイテム！浴衣でも高い・・・もっと気軽に着たい・・・ユニクロ頑張りました！！

　帯とセットで 　　３９００円種類も豊富　　　　全２０柄

２－４　アパレル業界の秋・冬 秋・冬の定番！大人気商品ヒートテックシリーズすぐれた３つの機能 ①発熱 ②保湿 ③ドライ機能品切れ続出！！

価格お手ごろ １０００円　メンズ・レディース・キッズバリエーション豊か♪ ２００７年には、さらに進化した【ヒートテックプラス】【ヒートテックモイスト】　　　　　　　　　　　シリーズをラインナップした季節をとらえた商品が大切☆☆

第3章　飲食業界の春夏秋冬 野村　淳樹

３-１　季節と食品の意外な関係 夏の食べ物といえばアイスクリーム NO!! ・最近では年中好んで食べられる。・日本中で最も消費が多いのは北海道である。

他にも・・・・・ • スイカもほとんど春先から切り分けて店頭に。 • 冷やし中華の販売も冬に早々に開始。 • コンビニのおでんは６月に売上が伸びるため通年販売する店舗が拡大。 • 夏にエアコンの冷気で冷えたオフィスで働く女性社員が体を温めるため。理由は？

３－２　季節限定商品 • ビールは春から夏にかけて売上を大幅にアップさせる商品 • そこでビール会社は・・・冬限定ビールを世間に定着

サッポロビール 「サッポロ冬物語」 • コンセプト→「大切な人と過ごす、冬のあたたかい時。そんな時にこそ飲みたい、上質で澄んだ後味のビールです。」 • パッケージ→清澄なブルーを基調に、サッポロビールの☆を模った雪の結晶を中央に

ハウス食品 夏のシチューの売上アップには・・・・・気候要因リスクを回避！利点である野菜の効率摂取訴求ポイントに！つまり！！シチューに含まれる栄養素に焦点を！！

お酒の売上アップには・・・・ • 飲酒機会が増える春夏年末を中心にマーケティングコストを集中投下。 • 積極的なサンプリング活動や販売チャネルの拡大。 • 酔いを和らげる・・・・・『ウコンの力』！！！のっかって！！

まとめ • 季節食品はその季節旬の食品であれば売上が普段の倍以上だが、それ以外の季節となると売上が下がる。しかし、その季節の気温に応じた食品が売れるという概念を除き、あらゆる角度からの考えが必要。 • 売上の悪い季節には季節限定商品として商品開発すると売上アップといったケースもある。 • 　季節が大きく変化する日本において、季節と商品は密接に関係している。

第４章　電化製品業界の春夏秋冬 大塩　修平

４－１　はじめに 電化製品業界における季節に合わせて展開される商品やサービスといえば冷暖房機具が思い浮かべられるが、意外なものに目をつけてみた。

４－２　春　～新生活～ 大学進学！！新社会人！！独り暮らしが始まる！！生活必需品が必要になる！！

新生活応援フェア　by　ヨドバシカメラ 例：冷蔵庫（１５０００円）+洗濯機（２００００円）　　　　　　　　　　＝３５０００円２５０００円

携帯電話もがんばる時！！ 　多くの家庭では中学・高校入学を期に電話を購入する！！新規の契約者を獲得できる！！！

ホワイト学割　by ソフトバンクモバイル 　キャンペーン中の期間に新規契約する学生には３年間基本使用料とパケット通信し放題の料金も通常の下限（１０２９円）が無料！！！　結果、契約者純増数を伸ばした！！！！

４－３　春　～花粉舞う季節～ 　花粉症患者は年々増えている！！　みんな鼻水やら悩む　空気清浄機が売れる！！！！

４－４　冬　～意外なものが売れた～ 扇風機を冬に置いても売れないはず！！しかし売れた！！！なぜか・・・。。エアコンの暖気を循環させるために役立つ！！（ヨドバシカメラ2007年は2006年より３～４倍に）

４－５　春・夏・秋・冬～思い出を残したい季節～４－５　春・夏・秋・冬～思い出を残したい季節～　デジカメは１年を通してあるさまざまなイベントごとに動機をつけて販売されている！！

例えば・・・。 • １月　　　　成人式 • ２，３月　　卒業式 • ４月　　　　入学式 • ７，８月　　休暇中の行楽 • ９，１０月　運動会・・・思い出の１ページ☆

４－６まとめ • 春はライフスタイルが変わる時期なので特に家電の季節といえる。 • 消費者は季節によって「悩み」「苦しみ」があり、そこにうまく入り込むのが季節ビジネスの成功の鍵になる。

第５章　旅行業界の春夏秋冬 土井彩佳

５－１　はじめに 小さい頃から誰もが経験したことのある旅行。そんな旅行業界の国内旅行に焦点をあてて、春夏秋冬ビジネスを調べてみた。しゅっぱーつ！！　♬　　♬　　♬　　♬

５－２　国内旅行者数の変遷 バブル崩壊後、不況の影響で旅行業界も低迷今まで以上に競争は激化！！！！つまり！限られた需要（顧客）の中で供給（顧客のニーズ）に応えることができた会社のみ生き残ることができる

５－３　都道府県別延べ宿泊者数と特徴 １位　東京都 1610万人２位　北海道 1298万人　　３位　長野県 946万人　　　（ピークは８月）４位　静岡県　877万人１位の東京都以外の共通点は『夏は避暑地』 BUT 　　　　　　　　　沖縄県も８月がピーク　　　　　　　　　　　　　京都は11月がピーク（紅葉）春夏秋冬ビジネスは存在する！めんそ～れ OKINAWA

５－４　春夏秋冬ビジネスモデル調査 モデル１（年末年始）　・テーマパークのカウントダウンのプランと提携　・初詣で有名な神社の近くに泊まる宿泊プランモデル２（早夏休み）　・北陸、金沢方面の避暑地　・京都祇園祭を目的としたプランモデル３（夏休み）　・全国で行われる花火大会を渋滞なく見に行くプラン　・サマーシーズン限定の海　・高額なおかつ混雑するお盆が過ぎ、料金が一段と下がる８/20以降の出発しかし、やっぱりサマーシーズンが１番重要！！！

第６章　あとがき

あとがき どんな商品であっても季節ビジネスは存在するしかし時代と共にビジネススタイルも変わり続けているその動きと変化に注目していくことがこれからの課題といえるだろう

２ｒ G おわり

春夏秋冬を意識した 季節品ビジネスの動向