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第5章

第5章. データ集計を行う. 41   集計作業の手順. ① 集計作業の流れ 1)回収票の最終点検と整理(通称、エディティング) 2 )自由回答のカテゴリー分類(通称、コーディング) 3 )データ入力(データパンチともいいます) 4 )質問の流れの論理チェックなどデータクリーニング) 5 )単純集計(質問の回答カテゴリーごとの度数と構成比) 6 )クロス集計(複数項目間の回答カテゴリーの度数と構成比). ② マニュアル類の作成 ・ エディティングマニュアル :回収したアンケート票を最終点検するためのマニュアル

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第5章

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Presentation Transcript


  1. 第5章 データ集計を行う

  2. 41  集計作業の手順 ①集計作業の流れ 1)回収票の最終点検と整理(通称、エディティング) 2)自由回答のカテゴリー分類(通称、コーディング) 3)データ入力(データパンチともいいます) 4)質問の流れの論理チェックなどデータクリーニング) 5)単純集計(質問の回答カテゴリーごとの度数と構成比) 6)クロス集計(複数項目間の回答カテゴリーの度数と構成比)

  3. ②マニュアル類の作成 ・エディティングマニュアル:回収したアンケート票を最終点検するためのマニュアル ・コーディングマニュアル:自由回答を分類して頻数で集計するために、回答のカテゴリー分類とコード番号を示すマニュアル ・データ入力指示書:データ入力を委託する場合は、指示書または協議事項の確認書が必要。内部作業にも指示書が必要。 ・データチェック(クリーニング)指示書:エディティングマニュアルをプログラマー用に作成したもので、パソコンで、質問の流れやありえない回答コードをチェックするための指示書です。 ・集計、検定、多変量解析などの指示:どんな集計や統計解析を行うかを指示

  4. 42  データの最終チェック ①基本的点検のポイント ・調査対象の確認:スクリーニング質問の回答や、性・年齢などが対象者の条件に合致しているか、最終点検します。 ・標本番号の確認:重複番号や記入ミスを点検します。 ・有効回収票の確認:回答もれや無回答が多すぎる場合、無効票とします。 ・回答チェックマークの点検:入力ミス防止のため、○印や✓印などのチェック位置を確認します。 ・回答方法の点検:求めた数より多すぎる回答、順位の重複など、回答ミスを点検し、一定の法則を決めて修正します。 ・自由回答の文字や数字の点検:乱筆で読めない字を判読します。 ・自由回答の意味内容の点検:意味不明の回答を判別、処理します。 ・その他具体的内容の点検:「その他」の内容が、選択肢と同じ場合、該当する選択肢に訂正します。

  5. ②論理的点検のポイント ・質問のとび方の点検:回答すべき質問をとばしてないか、回答しなくてよい枝分かれ質問などに回答していないか、点検 ・回答内容の整合性の点検:女性なのに男性への質問に回答、正反対の複数意見に賛成など、質問間の矛盾を点検 ・回答のくせの点検:同じ選択肢ばかりに○、賛否などの回答パターンが全て同じなどの問題票は、無効票とするか判断 ③データ入力後の点検 ・パンチミスによる重複データ、回答カテゴリー番号外の数字、回答間の論理矛盾の有無などがないかチェックする

  6. 43  自由回答をカテゴリー化する  自由回答を集計するにはカテゴリーに分けて番号化するコーティング作業が必要 ①回答内容を分類・領域別にまとめる   例:商品についての不満

  7. ②類似した回答をまとめる 同じ意味の回答は、ひとつのカテゴリーにまとめる  例:販売店についての要望

  8. ③評価してまとまる 回答内容をみて、好意的、非好意的、中立的評価に分類する 評価結果の頻数や構成比を集計した結果と、それぞれの具体的な回答内容を例示すると説得力が増す。 例:A社の広告についての印象

  9. 44  集計計画の立て方 企画・設計段階で立てた集計計画を、回収・整理の段階で再検討し、集計計画を確定する。 集計作業に入る前に、集計計画表を作成する ・集計計画表に含める主な項目 ①質問№と質問名所 ②回答の種類 ③複数回答の表示方法 ④回答コード ⑤無回答/不明コード ⑥度数分布のパーセントの母数 ⑦平均値・標準偏差 ⑧平均値母数 ⑨得点換算 ⑩その他 ⑪クロス集計のキー

  10. ♢クロス集計の手順 45クロス集計とクロス分析のポイント

  11. ①クロス集計キー作成のチェックポイント ・表側カテゴリーの標本数は、25人以上、できれば50人以上必要。  標本数が少ない場合、回答カテゴリーをまとめる。 ・性、年齢などの対象者の特性を、調査目的に応じて分類。 ・調査目的からみて重要な質問を集計キーとする。  自社商品購入意向が課題なら、購入頻度や満足度などをキーにする。 ・意識と行動の関係など、質問項目間の因果関係を調べるには、  原因と思われる質問をキー項目にする。 ・特定の特性を持つ人々だけを対象とした調査だけでは、他の特性の人々との差異は証明できない。 例えば、調査結果から、非行少年は親と食事を一緒にしていないという結論を検証するには、一般の少年についても調査することが必要。 ②クロス分析のチェックポイント

  12. 46 グラフ作成のポイント グラフ化により結果の概要やキーポイントを視覚化する ・構成比を示す→円グラフ、帯グラフ ・推移を示す→折れ線グラフ ・2種類の数値の関係を示す→散布図 ・3つ以上の数値のバランスを示す→レーダーチャート ・値を横並び比較する→棒グラフ ・表現目的に応じてグラフの種類選択を適切に・・・ ・何を表すグラフかを明確に ・数値軸の値の設定を適切に ・推移を示すグラフは原点に注意 ・原則として数値を併記する ・凡例区分を明確に

  13. 47調査報告書の作成ポイント 調査報告書には、調査目的、調査設計の概要、調査目的に合致する調査結果のグラフとコメントを記述し、必要があれば調査結果から導かれる結論を記述する。 チェックポイント ・第三者にもわかるように、やさしく記述 ・調査の目的を、簡潔・明確に ・調査対象、調査方法、実査期間、回収率などの調査設計の概要を記述 ・調査結果をグラフ化し、グラフの意味することをわかりやすくコメント ・調査結果の説明は、調査対象者の特性から始める。次に調査で判明した意識や購入・使用などの行動に関する質問項目と対象者特性との関連性のコメントをする。 ・必要があれば、対象者の意識や行動を把握したことによって導かれる結論を記述 ・結論部分は、論理的に説得力を持たせるように工夫。 ・レポートの最後には、調査の問題点あるいは今後の課題を記述

  14. ♢調査報告書の基本構成

  15. ♢概要編の作成ポイント • 読者は誰かに応じた表現、内容にする • 全体のボリュームは報告時間等を考慮する • 調査課題に応じ、重要部分を優先的に記述 • 結果はグラフ+簡潔なコメントで表示 • 結論をフローチャート等で論理的に示す • 今後の検討課題も示す

  16. ♢本編の作成ポイント • 調査の背景、調査設計の詳細も記述 • 質問ごとの結果を、質問タイトル、コメント、グラフあるいは数表で、質問順に示す • 多変量解析などを行った場合は、多変量解析の結果、解析手法の概要も示す • 年月の経過、担当者の変更などがあっても資料として活用できるよう、標本数、%の母数、各種数値の算出方法等を明記する

  17. ♢資料編の作成ポイント • 全質問のクロス集計表 • 多変量解析を行った場合は、最終的に採用した解析結果のアウトプット • 2次データなどの参考資料などで構成する

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