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日本の 畜産業と未来. 全体の目次 1 報告全体の目的 2日本の牧場の危機的現状 3畜産物輸出 4花畑牧場 5まとめ. 1 報告全体の目的 私たちは日本の牧場について3つの章にまとめてみました。 まず、第一章に私たちの生活に欠かさない乳製品や卵の値段が上がっていることは、ニュースでご存じのことかと思います。私たちの生活に大きく影響していることはテレビなどのメディアを通じてよく取り上げられています。しかし、年々日本の牧場が経営に苦しんでいることは、知っていますか。ではなぜこのような状況に陥っているのでしょう。そして、どのような問題が牧場を苦しめているのでしょうか。
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日本の畜産業と未来 全体の目次 1報告全体の目的 2日本の牧場の危機的現状 3畜産物輸出 4花畑牧場 5まとめ
1報告全体の目的 私たちは日本の牧場について3つの章にまとめてみました。 まず、第一章に私たちの生活に欠かさない乳製品や卵の値段が上がっていることは、ニュースでご存じのことかと思います。私たちの生活に大きく影響していることはテレビなどのメディアを通じてよく取り上げられています。しかし、年々日本の牧場が経営に苦しんでいることは、知っていますか。ではなぜこのような状況に陥っているのでしょう。そして、どのような問題が牧場を苦しめているのでしょうか。 また、第二章日本は輸入に頼っていることは、知っていると思いますが、日本も輸出しているものがあります。しかし、日本は食料自給率が低いということがこのことから理解できると思います。食料自給率が低いということは外国からたくさんの農産物を輸入していることになります。一般的に自動車が有名ですが、牧場で生産された畜産物も輸出しているのです。いったいどのような畜産物が生産され、海外に輸出しているのでしょうか。 そして、第三章に知名度の高い牧場として花畑牧場があります。花畑牧場は、タレントの田中義剛が経営している牧場として有名です。花畑牧場と聞いて1番に思い浮かぶのが生キャラメルです。しかし、花畑牧場は、なぜ一気に有名になったのでしょうか。また、いったいどのような経営努力をしていたのでしょうか。 以上のことから私たちは、日本の牧場について調べようと思いました。私たちの私たちは日本の牧場についてどのようなことを知っていますか。また、牧場が私たちの生活にどのような影響を与えるのでしょうか。
日本の牧場の危機的現状 07E555 南貴之 目次 1日本の牧場の生産コストについて 2厳しさを増す牧場経営について 3酪農家の経営努力と新たな取組み
1日本の牧場の生産コストについて 図表1 主要費目の構成割合 • 平成19年度の搾乳牛通年換算1頭当たりの資本利子・地代全額算入生産費は71万365円で、前年度に比べ5.4%増加し、生乳100kg当たり全算入生産費は7,853円で、前年度に比べ5.4%増加しました。 • 搾乳牛1頭当たり全算入生産費が増加したのは、飼料価格の高騰により飼料費加したこと等によります。 • 搾乳牛1頭当たり粗収益は、乳価が上昇したことにより前年度に比べ0.1%増加し、71万8,655円となりました。 資料:農林水産省調べ
2厳しさを増す牧場経営について ①さらに高騰を続ける飼料価格 ● 2006 年秋以降、流通飼料価格の高騰が続いている 米国でのトウモロコシのバイオエタノール生産向け需要が急増した影響で、飼料穀物の輸入価格が急騰し、高騰 ②生産するほどに負担が増し、困窮する酪農家の現状 ● 飼料費の高騰で生産費が粗収益を大きく超過 ● 酪農家の所得は、北海道・都府県ともに、さらに減少
図表2 酪農家の経営状況 九州A 県における酪農経営の収支状況の変化 毎年4~7月の経営収支で規模別無作為抽出した9経営の平均を表したもの 資料:中央酪農会議調べ
3酪農家の経営努力と新たな取組み ①努力や工夫で世界トップクラスの乳量を実現 ● 産乳能力の改良などで乳牛1 頭当たりの乳量が増加 ● コスト削減の努力で牛乳の価格が安定 ②国産飼料の増産・有効利用に努力 ● 酪農家の農地利用は徐々に拡大 ● それでも輸入に頼らざるを得ない現状の克服が鍵
図表3 主要営農類別の平均経営耕地面積(単一経営)図表3 主要営農類別の平均経営耕地面積(単一経営) 輸入に頼っているのが現実ですが自給飼料確保の取組強化に努めています。 資料:農林水産省「農業経営部門別統計(2003)
見解 一昨年からの飼料価格高騰による生産コスト高で日本酪農の経営環境は急激に悪化しました。酪農家たちは、牛乳乳製品を通じて日本人の食生活に寄与することに誇りを持ち、懸命に生産を続けています。しかしながら、生産すればするほど赤字になってしまうという現実には逆らえません。牛乳を安定的に供給するためには、牛乳乳製品の価格を生産コストに見合う水準に引き上げ、酪農家が生産する生乳の適正価格を実現することが必要不可欠です。あらためまして、わが国の酪農経営が維持できるよう、私たちの理解が必要だと思います。