1 / 25

無線 LAN システムの各モードでの装置の働き

無線 LAN システムの各モードでの装置の働き. 情報工学専攻 中村 遼. 無線 LAN システムのモード. 本研究での無線 LAN システムの 2 つの モード N モード ( Nonlocation Mode) 一般的な接続手順 L モード ( Location Mode ) 位置推定⇒ AP 起動. 課題. BQ , C3 及び L モード時の AP の仕様を決定 N モード時の AP は 一般的な AP を前提とする BQ では必要最低限の機能を設定 C3 ではデータベース及びテーブルに格納する情報(フォーマット)を決める. 参考文献.

shalin
Télécharger la présentation

無線 LAN システムの各モードでの装置の働き

An Image/Link below is provided (as is) to download presentation Download Policy: Content on the Website is provided to you AS IS for your information and personal use and may not be sold / licensed / shared on other websites without getting consent from its author. Content is provided to you AS IS for your information and personal use only. Download presentation by click this link. While downloading, if for some reason you are not able to download a presentation, the publisher may have deleted the file from their server. During download, if you can't get a presentation, the file might be deleted by the publisher.

E N D

Presentation Transcript


  1. 無線LANシステムの各モードでの装置の働き 情報工学専攻 中村 遼

  2. 無線LANシステムのモード • 本研究での無線LANシステムの2つのモード • Nモード (Nonlocation Mode) • 一般的な接続手順 • Lモード (Location Mode) • 位置推定⇒AP起動

  3. 課題 • BQ,C3及びLモード時のAPの仕様を決定 • Nモード時のAPは一般的なAPを前提とする • BQでは必要最低限の機能を設定 • C3ではデータベース及びテーブルに格納する情報(フォーマット)を決める

  4. 参考文献 • Matthew Gast著、渡辺 尚、小野 良司 監訳、林 秀幸 訳 「802.11無線ネットワーク管理 第2版」 オライリージャパン.

  5. Nモード

  6. Access Point • アクセスポイントの持つ機能 • ファームウェアをアップグレード可能 • 新しいセキュリティ機能を追加できる • PoE(802.3af)をサポートしている • 外部アンテナを接続 • 複数のSSIDを設定 • 動的VLAN割り当て • スクリプトの記述

  7. NモードにおけるAP • APの仕様(アライドテレシスAT-TQ2403) • サポート規格 • 無線部:802.11a/b/g • 有線部:802.3u(100BASE-TX), 802.3af (PoE) • 無線部 • 周波数帯域:2400~2497MHz (b/g), 5150~5350MHz (a) • 変復調方式:DS-SS (b), OFDM (a/g) • データ通信速度:54/48/36/24/18/12/9/6Mbps (a/g)11/5.5/2/1Mbps (b) • セキュリティ • 暗号化:WEP,WPA/WPA2 • (認証方式:EAP)

  8. Lモード

  9. LモードにおけるAP • APの仕様 • サポート規格 • 無線部:802.11a/b/g • 有線部:802.3u(100BASE-TX), 802.3af (PoE) • 無線部 • 周波数帯域:2400~2497MHz (b/g), 5150~5350MHz (a) • 変復調方式:DS-SS (b), OFDM (a/g) • データ通信速度:54/48/36/24/18/12/9/6Mbps (a/g) 11/5.5/2/1Mbps (b) • セキュリティ • 暗号化:WEP,WPA/WPA2 • (認証方式:EAP) • (MACアドレスフィルタリング)

  10. Base Quaker (BQ)の仕様 • サポート規格 • 無線部:802.11b/g • 有線部:802.3u(100BASE-TX), 802.3af (PoE) • 無線部 • 周波数帯域:2400~2497MHz • 変復調方式:DS-SS • データ通信速度:1Mbps • セキュリティ • Association Responseを不可に • 機能 • ビーコン,Probe Response, Authentication Response • C3への端末情報伝送 • プロトコルにUDP • フォーマット:要求フレーム+RSSI値

  11. C3の機能 端末情報格納 C3データベース フレーム収集・ [time, STA, BQ, RSSI値] ↓ 並び替え ・ [STA1,BQ1,RSSI値a] ・ [STA1,BQ1,RSSI値b] ・ [STA1,BQ2,RSSI値c] ・ [STA1,BQ3,RSSI値d] ・ [STA1,BQ3,RSSI値e] ・ [STA1,BQ3,RSSI値f] AP, BQ, STAの情報・ [AP,位置,状態] ・ [BQ,位置,状態] ・ [STA,位置] BQごとのRSSI-距離特性方程式 ・ BQ1:P(d) = α1log10(d)+β1 ・ BQ2:P(d) = α2log10(d)+β2 ・ BQ3:P(d) = α3log10(d)+β3 AP, BQの制御 認証機能 Nモード時 ・ 最適なAPを起動 ・ 未使用のAPを停止 Lモード時 ・ APを全て起動 ・ BQを全て停止 ・ MACフィルタリング等の  コンピュータ認証 ・ EAP等のユーザ認証 端末位置推定 RSSI値⇒BQ端末間距離・ P(d) = αlog10(d)+β ↓ 端末位置計算 ・ 三点測量

  12. C3の仕様 • 機能 • BQからの端末情報収集及び格納 • 到達時刻,STAのMACアドレス,BQのIPアドレス,RSSI値(,channel,Request Type,retry) • RSSI値がある閾値 (例えば、-60[dBm])未満なら廃棄 • 格納されたフレームからSTAの位置を計算 • フレームをまずSTAのMACごとに分類 • さらにBQごとに分類 • 3以上のBQで検知されていれば計算開始 • それぞれのBQでのRSSI値の平均値を計算 • BQごとに用意されたRSSI-距離特性方程式からBQ-STA間距離を算出 • BQの位置及びSTAまでの距離からSTAの位置を三点(多点)測量により求める

  13. 推定したSTAのMACと位置を対応させて格納 • APの無線インターフェースを起動/停止させる • 認証 • STAのフィルタリング • 接続要求してきたSTAに接続応答可能かどうか • EAP等のユーザ認証 • C3に格納(保存)する内容 • AP, BQの情報(IPアドレス、MACアドレス、位置、状態) • 端末の電波情報 <一時的> • BQごとのRSSI-距離特性方程式 • 端末の位置情報(MACアドレス、位置) • 端末の状態(active又はsleep)に関しては,ここの接続されているAPが管理

  14. 動作:位置推定まで(Location Phase) C3 C3テーブル [time,STA,BQ,RSSI] [1,STA1,BQ1,-20] [2,STA1,BQ2,-30] [3,STA1,BQ3,-60] BQ2 フレーム+RSSI値 フレーム+RSSI値 フレーム+RSSI値 プローブ要求 プローブ応答 STA1 BQ1 BQ3

  15. C3 C3テーブル [time,STA,BQ,RSSI] [1,STA1,BQ1,-20] [2,STA1,BQ2,-30] [3,STA1,BQ3,-60] [4,STA1,BQ1,-25] [5,STA1,BQ2,-34] [6,STA1,BQ3,-54] BQ2 フレーム+RSSI値 フレーム+RSSI値 フレーム+RSSI値 オーセンティケーション要求(BQ1宛) オーセンティケーション応答 STA1 BQ1 BQ3

  16. C3テーブル [time,STA,BQ,RSSI] [1,STA1,BQ1,-20] [2,STA1,BQ2,-30] [3,STA1,BQ3,-60] [4,STA1,BQ1,-25] [5,STA1,BQ2,-34] [6,STA1,BQ3,-54] [7,STA1,BQ1,-22] [8,STA1,BQ2,-29] [9,STA1,BQ3,-58] BQ2 フレーム+RSSI値 フレーム+RSSI値 フレーム+RSSI値 アソシエーション要求(BQ1宛) STA1 BQ1 BQ3

  17. C3テーブル [time,STA,BQ,RSSI] [1,STA1,BQ1,-20] [2,STA1,BQ2,-30] [3,STA1,BQ3,-60] [4,STA1,BQ1,-25] [5,STA1,BQ2,-34] [6,STA1,BQ3,-54] [7,STA1,BQ1,-22] [8,STA1,BQ2,-29] [9,STA1,BQ3,-58] STA1 [BQ1,-20] [BQ1,-25] [BQ1,-22] [BQ2,-30] [BQ2,-34] [BQ2,-29] [BQ3,-60] [BQ3,-54] [BQ3,-58] STA1 [BQ1,-22.3] [BQ2,-31] [BQ3,-57.3] 並べ替え 平均化

  18. STA1 [BQ1,-22.3] [BQ2,-31] [BQ3,-57.3] STA1-BQ1: d1[m] STA1-BQ2: d2[m] STA1-BQ3: d3[m] RSSI-距離変換 三点測量 STA1(X,Y) BQの位置座標 BQごとのRSSI-距離特性方程式 C3データベース に格納

  19. 動作:接続まで(Association Phase) アクセスポイントの起動 AP1 STA1

  20. 現在考えていること • 起動するアクセスポイントは? • 端末に最も近いもの • データベースから距離を比較するだけなので簡単 • 距離が近いほど良いものとは限らない(間に壁がある等) • 端末からの信号強度が最も強いもの • 事前に信号強度についてマッピング(地図を色分け)しなければならない • 接続してきた端末が意図した端末かどうかの確認 • AP側でMACフィルタリング • クライアント側のローミングに対応可能か? • C3側でMACフィルタリング • 端末が接続してくるたびにAPからC3に確認を取らなければならない • ある信号強度以上であれば接続してしまう • せっかく起動したAPが使われないかもしれない

  21. メモ

  22. 異なる変調速度に対する自由空間到達距離

  23. 異なる変調速度に対する自由空間到達距離 • 自由空間伝搬 • P(d) = P(0) - 20log10(4πd/λ) • P(0):出力信号強度[dBm] = 20[dBm](2.4GHz帯), 14[dBm](5GHz帯) • P(d):距離d離れた地点での信号強度[dBm] • λ:電波の波長 • P(d)=(感度)としたときのdの値が自由空間到達距離 • 広範囲に電波の流す必要があるBQでは、1Mbps DSSSを用いるのが適切

  24. 実システムの測定は難しい • シミュレーションが良い • モバイル性 • コンピュータ上での問題点 • モードについて • こちらもシミュレーションを用いて • トリガーを人数にするか、APにするか • 認証時間などもきちんとした値を用いる

  25. Lモードにおける接続手順 • ある端末Aがプローブ要求をブロードキャストに送信 • 3つのBQ(BQ1,2,3)でこれを受信 • その後,このフレーム及び電波強度をC3に送信 • それと同時に端末A宛にプローブ応答を送信 • 端末Aは3つのBQのうち最も信号強度の強いBQ(BQ2)にオーセンティケーション要求を送信 • 3つのBQ全てで要求を受信(なぜなら,チャンネルが固定されているため) • BQ2は端末A宛にオーセンティケーション応答を返答 • 更に,端末AはBQ2宛にアソシエーション要求を送信 • BQではそれまでの端末Aからのフレーム及び信号強度をC3に送信し,しばらく動作を停止 • C3ではまず端末ごとにフレームを格納 • その後BQごとに並び替える • これを元に位置推定を行う

More Related