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出会って つなぐ日々

ケアマネジャーの仕事と、環境整備による自立支援 小島 操 (主任介護支援専門員 社会福祉士 精神保健福祉士). 出会って つなぐ日々. ケアマネジャーという仕事. 平成 25 年度第 16 回東京都介護支援専門員実務研修受講試験 (東京都ホームページより) 受験者数  10,875 人  平成 24 年度受験者数 11,224 人 (全国 144,397 人) 合格者数  1,897 人  平成 24 年度合格者数 2,466 人 (全国 22,324 人) 合格率  17.4% 平成 24 年度合格率 22.0% (全国 15.5 %)

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Presentation Transcript


  1. ケアマネジャーの仕事と、環境整備による自立支援ケアマネジャーの仕事と、環境整備による自立支援 小島 操(主任介護支援専門員 社会福祉士 精神保健福祉士) 出会って つなぐ日々

  2. ケアマネジャーという仕事

  3. 平成25年度第16回東京都介護支援専門員実務研修受講試験(東京都ホームページより)平成25年度第16回東京都介護支援専門員実務研修受講試験(東京都ホームページより) • 受験者数 10,875人 平成24年度受験者数11,224人(全国144,397人) • 合格者数  1,897人 平成24年度合格者数2,466人(全国22,324人) • 合格率  17.4%平成24年度合格率22.0%(全国15.5%) • 第1回~第16回試験の合格者合計(東京都) (厚生労働省:介護支援専門員実務研修受講試験の実施状況等) 51,625人(全国596,033人)

  4. 職種別合格者数(東京都) *医 師6人        *歯科医師7人   *薬 剤 師34人      *保 健 師15人    *助 産 師2人 *看 護 師108人      *准 看 護 師8人 *理学療法士39人   *作業療法士33人 *社会福祉士195人   *介護福祉士1,394人 *視能訓練士0人     *義肢装具士0人 *歯科衛生士13人    *言語聴覚士5人 *あん摩マッサージ指圧師17人  *はり師・きゅう師24 *柔道整復師24人    *栄養士(管理栄養士を含む)13人 *精神保健福祉士36人  *相談援助業務従事者44人 *介護等業務従事者51人 • (注)複数の法定資格を有する受験者については、該当するそれぞれの資格に計上したため、上表の合計人数と合格者人数とは一致しません。

  5. 居宅介護支援費一カ月(ケアプラン代)(23区の場合)居宅介護支援費一カ月(ケアプラン代)(23区の場合) 要介護1又は要介護2        11,316円要介護3、要介護4又は要介護5 14,705円 (ケアプラン代というのはサービスを利用してこその値段) (ケアマネジャー一人当たり40プラン未満) 訪問介護 一回 身体介護60分 4,549円 訪問看護 一回60分 9,390円 訪問入浴 一回60分 14,176円

  6. 週刊東洋経済 2014/5/17より

  7. ケアマネさんはどこにいるか 居宅介護支援事業所です! ・独立型               ・併設サービス付き ・併設施設付き

  8. 退院後のリハ病院 入院していた病院 訪問の医師 訪問看護・リハビリ ご家族 近所のひと デイサービス Kさん 85歳(女性) 友人 福祉用具の相談レンタル ショートステイ ケアマネジャー

  9. Kさんがもし・・ ・一人暮らしだったら ・老夫婦の生活だったら ・進行性の病気だったら ・認知症と判断されていたら ・悪性腫瘍(末期)の退院だったら

  10. ケアマネは生活を支援するというが • 年をとっても、体が弱くなっても、病気があっても、何かができなくなっても、住み慣れた地域で暮らし続けたいというなんでもない気持ちをお手伝いしているだけ • 今のままをいつまでも・・・変わらずにここにいるにはどうすればいいのかの相談にのっている • 生活という名の「慣性の法則」

  11. 生活するための相談を受けるということ • ケアマネジャーは相談援助の専門職  適切につなぐためによく聴いてくれるかが命 • 総合的なチームの力が全体を動かす • ケアプランはその計画書そして評価のためのもの • 支援とは網の目のような関係性コミュニケーションを駆使した関係性の構築

  12. ケアマネジメントのプロセス    ①アセスメント    ②ケアプラン原案    ③担当者会議    ④サービスの実施    ⑤モニタリング(評価)

  13. 利用者へ渡すもの 利用表 サービス提供事業所に渡すもの 提供票 ハンコがいる! • ケアプランは1表2表3表と提供票、提供票別表で出来ている • ケアプランは短期目標などの期限ごと、あるいは状況によるプラン変更があった際に書き換えられる。そのつど利用者同意の印が必要 • 提供票、提供票別表は毎月出される、これに毎月印が必要 • また、毎月一回の訪問は義務付けられておりその状況を記録しなくてはならない • 1表2表3表 4表担当者会議記録 5表支援経過記録 6表サービス利用表 7サービス利用表別表

  14. いいケアマネさんに出会うためのチェックリストいいケアマネさんに出会うためのチェックリスト □この地域で何年くらいケアマネジャーをしていますか?   地域のデイサービスにはどんなものがありますか   ショートステイはすぐに取れますか □特定事業所ですか   主任ケアマネがいますか □専門的な用語を使わずに丁寧な説明ができているか □しゃべり方が早くないか、一方的にしゃべらないか □質問できる相手か  □この人に相談したいと思うか

  15. 特定事業所ってなんだろう 特定事業所加算(Ⅰ)500単位 1.常勤専従の主任介護支援専門員を1名以上配置 2.常勤専従の介護支援専門員を3名以上配置 1.と2.を合わせて、計4名以上の介護支援専門員の配置が必要 算定月の要介護3~5の者の割合が50%以上 特定事業所加算(Ⅱ)300単位 1.常勤の主任介護支援専門員等を1名以上配置 2.常勤専従の介護支援専門員を2名以上配置(当該事業所の管理者と兼務可)。→ 1.と2.を合わせて、計3名以上の介護支援専門員の配置が必要 24時間連絡体制を確保 介護支援専門員に対し、計画的に研修を実施 地域包括支援センターと積極的に連携を図る

  16. つないだ結果道具を使って環境が整えば出来ることが増えるつないだ結果道具を使って環境が整えば出来ることが増える

  17. 高齢者の想い・・・・・ • 出来る限り自分で・・ • 今までどおりに・・ • 家族や子供たちに迷惑をかけたくない • 人にたのみたくない • 「すみません」といいたくない • 好きな時間にマイペースでできるといいなあ • そしてのんびり暮らしたい

  18. 叶えてくれるのは福祉用具 • 福祉用具は24時間だまって働き、自分でできる環境をつくる • 本人にも家族にも気持ちの安定が生まれる • 気持ちの安定はやさしさにつながる

  19. ケアマネジャーと福祉用具 • ケアマネジャーにとっての介護保険の福祉用具 13種類のレンタル 5種類の購入品 • 福祉用具は介護保険の品目だけではない • 要支援・要介護1の方にはレンタル給付出来ないものもある • 福祉用具の必要性や利用目的をケアプランへの位置づける • 自分でできる可能性と道具の必要性に気づくこと • まず環境調整、出来る空間をつくる

  20. ヘルパーさんと福祉用具 • ヘルパーさんも大事な「利用者」です • ヘルパーさんの体も守ります • 使用方法の理解、使用理由を理解する場をつくることが大事です   (サービス担当者会議) • 誰にもわかる説明が必要   (福祉用具専門相談員)

  21. セラピストと福祉用具 • 病院や通所サービスでセラピストが見ている福祉用具はそのスペースで使うものです。 • その人の自宅でそれがそのまま使えることはあまりありません • 「訓練」と「生活」の違いを考えてみることがだいじです • 本人やケアマネジャーは生活目標をセラピストに伝えて、リハプログラムを作ってもらいます。

  22. 医療と福祉用具 • 訪問する医師、看護師の福祉用具への関心はどのくらいあるでしょうか • 医師は福祉用具の必要性を本当に理解しているでしょうか • 病院から在宅へは揺れる吊り橋です • ベッドの周りでは福祉用具と医療機器が共存します

  23. 施設と福祉用具 • 施設の福祉用具は備品です • 共有で使います • 施設にもケアマネジャーがいます   が福祉用具専門相談員はいません

  24. 誰も気にしない安全性 • 120㎏でも大丈夫? • 雨にぬれても大丈夫? • 洗ってもいいの? • 停電になったら・・ • 災害時には・・ • そんなことがあったの!と驚く現実もある • 老老介護での発見の遅れ • 所詮道具、されど道具

  25. 福祉用具専門相談員との連携 • 福祉用具専門相談員という人がどういう人か知っておきましょう • 退院時など、まず環境調整、まず福祉用具の導入ということが多くあります • ベッドがないと帰ってこられないこともあるのです • 安全性の保障 定期的な点検や注意  • 必要性、使用目的を考え、用具の選択を協働でおこなうためのケアスタッフです • サービス計画書があることでケアチームが情報共有できます

  26. おまけ:今日のお話を物語で • Vol.10 すぐに必要なエアーマットを入れてもらった話 • Vol.1124時間、365日働く福祉用具の話 • Vol.14 リハ医に怒った話 • Vol.21 他のサービスは入れないが福祉用具ならばいいという話 • Vol.22 カチーンときた話 • Vol.27 一週間でもいい、自分の城で過ごした方の話 • Vol.30 STの力をケアチームで共有した話 • Vol.35 近所の人に支えられた人たち  • Vol.37 家族が介護を卒業する時 • Vol.50 生活の慣性 ぜひ、どうぞ

  27. 「在宅生活をめぐる50の物語 -福祉用具を使う人たちのふつうのくらし- 小島操 著 B5判 104頁 問い合わせ先  日本工業出版㈱ 販売課  〒113-8610 東京都文京区本駒込6-3-26  直通TEL : 03-3944-8001  直通FAX : 03-3944-0389 Email : sale@nikko-pb.co.jp

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