デジタルカメラの現状と課題

1. デジタルカメラの現状と課題 ＳＴＥＴ２００４－４ 門前　英輔

2. ～CONTENTS～ 【第３章、第６章をピックアップして】 １．まえがき ２．市場の特徴 ３．国内市場の現状 ４．市場成長の理由 ５．市場の課題 ６．これからの展望（あとがき）

3. ＤＶＤレコーダー 卒業論文に選んだ理由 １．日本メーカーが世界でトップシェアを誇る。 液晶（プラズマ）テレビ ２．特殊な市場 ３．その他色々・・・。 １－１　まえがき　 新三種の神器 デジタルカメラ この市場で生き残ることができるのは？

4. ２－１　市場の特徴 ①２０社以上のメーカーがしのぎを削っている市場 ②　その中で日本メーカーの世界シェアは９０％以上 ２００３年度世界シェア

5. ２－２　市場の特徴 日本の独壇場になっている理由 商品サイクル デジカメ市場では３ヶ月に１度の割合で新製品が投入される。 ＝日本メーカーは３ヶ月に１度の割合で新製品を開発できる。 技術力の高さ

6. 【国内出荷台数の変化】 【成長の理由】 １．デザイン ２．デジカメ環境 ３．価格低下 ３－１　国内市場の動向 ２００３年の国内市場 出荷台数・・・843万8742台売り上げ・・・2449億3884万2000円 重要なマーケット これは、世界売り上げの２０％にあたる＝

7. 薄型 カラーバリエーション 軽量 ４－１　市場成長の理由 １．デザイン アクセサリー感覚 女性の購買意欲を向上

8. ①取り直し可能 その場で見て、失敗したら消せる。 ②プリントアウトの方法 自宅プリント、お店プリントで必要な写真だけを現像 フィルムカメラでは不可能 ランニングコストの低下 ③画質の向上 フィルムカメラに劣らない画質 ４－２　市場成長の理由 ２．デジカメ環境　　～機能編～

9. ①パソコンの普及 画像を保存、編集 ２００３年度の普及率　６５．７％ ②カメラ付き携帯電話の登場 ２０００年１０月　「Ｊ－SH０４」　が発売 １ ・・・ 「いつでも」「どこでも」「誰にでも」撮影できる環境作り ２ ・・・ 「写真撮影」を若年層に浸透させる ３ ・・・ 写真＝フィルムの考えを変える ４－３　市場成長の理由 ２．デジカメ環境　　　～社会状況編～ これが成長理由の大きな要因　しかし・・・

10. ①カメラ付き携帯電話との関係性 ②デジタルカメラ単体の平均価格の下落 ③市場成長の鈍化傾向 ５－１　市場の課題　 現在の課題として・・・

11. ５－２　市場の課題 ①カメラ付き携帯電話との関係性 携帯電話　vs　デジタルカメラ　？ 携帯電話　＆　デジタルカメラ　？ 現在のところ共に成長しているが、今後は・・・ 若年層は、画像処理に目を奪われる。 「良い写真」を撮るなら、デジタルカメラ （レンズ、映像エンジン、色の表現力、バッテリー）

12. 99年→０４年 　　￥４５,０００→￥２５,０００ 国内出荷と平均価格 消費者にはお買い得！ ５－３　市場の課題 ②デジタルカメラ単体の平均価格の下落 メーカーにはデメリット 利益が上がらない コストダウンが必要

13. 買い替え需要への対策 さらに便利で使いやすいもの作り （周辺機器への対応） ５－４　市場の課題 ③市場成長の鈍化傾向 今後も伸び率の鈍化を予想 普及率・・・５７．1% 市場が一段落

14. ・コンパクトデジカメの買い替え需要などに対する「技術革新」・コンパクトデジカメの買い替え需要などに対する「技術革新」 ・デジタル一眼レフカメラのシェアを伸ばせるか？ ・まだ伸びている海外市場でどれだけ売り上げを伸ばせるか？ ・原材料調達を世界規模で行い、さらなるコストダウン ・いかにタイミングよく市場に投入できるか？ ６－１　これからの展望 利益を確保し、この市場に残るには・・・ デジカメは「家電」ではなく、「カメラ」 風景、色、一瞬の動きなどを 豊かに表現できるカメラを作ること