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福祉用具と人のかかわり

福祉用具と人のかかわり. 内山　幸久 福祉用具専門相談員 福祉住環境コーディネーター2級 重度頚髄損傷者自立リアルティーモデルルーム マウンテン･ペンギン. 田中繁 国際医療福祉大学・大学院 福祉援助工学分野 〒324-8501栃木県大田原市北金丸2600-1 電話：０２８７−２４−３１４５ ファックス：０２８７−２４−１３４７ 緊急電話：０７０−５５５５−２７３６ E-MAIL：s-tanaka@iuhw.ac.jp PXI01771@nifty.com ホームページ： http://www.iuhw.ac.jp/.

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福祉用具と人のかかわり

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Presentation Transcript

  1. 福祉用具と人のかかわり 内山　幸久 福祉用具専門相談員 福祉住環境コーディネーター2級 重度頚髄損傷者自立リアルティーモデルルーム マウンテン･ペンギン

  2. 田中繁 • 国際医療福祉大学・大学院 • 福祉援助工学分野 • 〒324-8501栃木県大田原市北金丸2600-1 • 電話：０２８７−２４−３１４５ • ファックス：０２８７−２４−１３４７ • 緊急電話：０７０−５５５５−２７３６ • E-MAIL：s-tanaka@iuhw.ac.jp • PXI01771@nifty.com • ホームページ：http://www.iuhw.ac.jp/

  3. １．科目名　　高齢者・障害者生活環境論� • ２．受講生　　医療福祉学科　３年生 • ３．講義内容　ユーザー • 　　　　　　　　　（頸髄損傷者本人）の生活 • 　　　　　　　（昨年度と同じと考えて下さい） • ４．講義日時　 • １１月２１日（木）　１限目（９：００～１０：３０）

  4. 福祉用具って何？ • 考え方1（制度面では） • 補装具 • 電動車椅子など • 日常生活用具 • ベット･エアマットなど • 住宅設備改善に付帯するもの • 特殊便器･洗面カウンターなど

  5. 福祉用具って何？ • 考え方２（利用者の立場から） • 介護機器 • 車椅子など • 自助具 • マウススティック･ディバイス • その他の福祉的なもの • キーボード台･オートロックなど

  6. 福祉用具の組み合わせ方は？ • 車椅子の選び方にも個性がある • 福祉用具の組合せにも個性がある

  7. 障害者の個性って何？ • 性別･年齢（世代） • 本人の性格 • 障害の程度 • 家族構成 • 経済的な事情

  8. 点と線　介護体制 • 点で使う福祉用具（ベット、シャワーチェア） • 線で使う福祉用具(リフター、車椅子) • 流れで使う福祉用具（ECS，オートロック） • メンテナンス • 家族との分業を考えた配置 • 長い一人時間を考慮した配置 • 24時間ヘルパー体制を考慮した配置

  9. ビデオ視聴のポイント • 比較 • ベットと車椅子に乗った時の印象 • 電動走行リフターの動線 • 環境制御装置の意味 • もし福祉用具が無かったら。。。 　　壊れてしまった場合の支援は？

  10. もし福祉用具が無かったら • 介助者への依存度が高くなる • 身体的負担の増大 • 精神的負担の増大 • 二人介助体制が必要になる • 車椅子などへの移乗 • 入浴

  11. 情報福祉機器の役割 • パソコンを使用して • 趣味の世界 • 自己表現を行う（執筆など） • 情報発信を行う（ホームページなど） 　　　〔最近のITブームで〕 • 情報交換を行う（メーリングリスト） • 友人との交流

  12. まとめ • 福祉用具の適用は一人一人異なる • 点と線の流れの違い • 情報は必要不可欠 • 情報を利用者のニーズに合わせて選別 • 障害者が情報を得るにはハードルがある • 情報環境の整備の勧め

  13. 初めての頚損～急逝期を脱して～ 内山　幸久 重度頚髄損傷者自立リアルティーモデルルーム マウンテン･ペンギン

  14. 本日のテーマ • 入院中に思った事 • 医療関係者にして欲しいと思った事

  15. １８年前の自己紹介 • 出身地 東京都大田区在住 • 障害名 頚髄損傷 • レベル C4（完全麻痺) • 性別 男 • 年齢 二十歳（大学二年) • 家族構成 両親、兄、弟 • 住宅 木造二階（借地持家)

  16. １８年前の対応 • 救急指定病院（都区内) • 脊髄専門医のいる病院（武蔵野市) • 本当に受け入れてくれた病院（川崎市)

  17. １８年前の病院の対応～母から聞いた～ • 医師（日赤と労災) • 看護婦 • ケースワーカー（MSW) • OT、PT

  18. 当時の思い出 • 怖かった評価会議 • 大っ嫌いな医者、尊敬できる先生 • 顔も見たくないケースワーカー • 大明神の様なOT • お兄ちゃんの様なPT • 友達みたいな看護婦 • 反面教師的な他の頚損

  19. 評価会議 • １４－１病棟（整形外科) 　　リハ棟入棟前 何を目的に訓練するか？ • リハ棟 　　入棟３ヶ月後 　何を目的に継続訓練するか？

  20. 知らなかった事～不安の原因～心と知識のブランク～知らなかった事～不安の原因～心と知識のブランク～ • OTとPTの違い • 機能訓練とは • 機能回復訓練と残存機能活用訓練 • 福祉事務所の所在地 • 福祉の制度 • 身体障害者手帳と福祉手当 • レクチャーの必要性

  21. 生きる力～在宅への手がかり～ • 家族の支え • キーパーソンは兄 • OTの励まし • 福祉用具の紹介 　　（リフターとECS、福祉電話) • リハビリエンジニアとの引き合わせ • 在宅障害者との引き合わせ

  22. 在宅の１１年間～実家にて～ • 考え抜いた１年間 • 福祉用具を生活の柱に • リハビリエンジニアと共に • 福祉用具活用レポート • マウンテンペンギンの設立 • リハカンファレンでの発表

  23. 現在に至るまで～地域での自立生活～ • 他の頚損との出会い • 頚損二人暮らし • ヘルパー制度の活用 • ヘルパー派遣会社の設立（NPOナガヤ風) • 障害をもつ仲間と同等の立場の健常者（ヘルパー) • 介助力の安定供給と介助者の社会保障

  24. まとめ～私に役立った社会資源･支援～ • 家族の支え • 家族を支える人（PT…etc…) • 福祉の制度 • ヘルパー派遣、福祉機器供給 • リハビリエンジニア • 生きていく力 • 障害をもつ仲間、障害をもたない仲間

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