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第 5 章.資産運用と投資信託・年金(3)ビッグバンと投資信託. ○ ビッグバンにおける投信改革 ①業務自由化・商品多様化 ②投信業への新規参入:運用業務 ③投信業への新規参入:販売業務. ① 業務自由化・商品多様化 ○商品の多様化 ( xchange raded und ): 2001.7. 上場 株式と同様に取引所で取引可能、 運用手数料が安い 未公開株投資信託 未公開企業・ベンチャー企業に投資する投信 大阪証券取引所が 2001.12. に「ベンチャーファンド市場」を開設 クローズドエンド会社型. ② 投信業への新規参入:運用業務.
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第5章.資産運用と投資信託・年金(3)ビッグバンと投資信託第5章.資産運用と投資信託・年金(3)ビッグバンと投資信託 • ○ビッグバンにおける投信改革 • ①業務自由化・商品多様化 • ②投信業への新規参入:運用業務 • ③投信業への新規参入:販売業務
①業務自由化・商品多様化 • ○商品の多様化 • ( xchange raded und): 2001.7.上場 • 株式と同様に取引所で取引可能、 • 運用手数料が安い • 未公開株投資信託 • 未公開企業・ベンチャー企業に投資する投信 • 大阪証券取引所が2001.12.に「ベンチャーファンド市場」を開設 • クローズドエンド会社型
②投信業への新規参入:運用業務 • 2007年11月末現在:129社 • 80年代まで:証券会社の子会社のみ • 90年:外資系投信会社の設立認可 • 93年:銀行系・保険系投信会社の設立認可 • アメリカでは、独立系投信会社が大きなシェア
○投信の手数料 (株式投信) ・販売手数料 1~3%程度 ・信託報酬 0.7~2%程度 (年当り) 運用会社、販売会社、 受託銀行で分ける 日経07.7.7.
③投信の販売業務 • ビッグバン以前の販売ルート:証券会社の系列投信会社の投信をその証券会社が独占的に販売 • 投信販売手数料を稼ぐために、短期売買(回転売買)を推奨する営業姿勢 • cf.投信の平均保有期間(99年時点):日本1年程度、米国5年 • 90年代に入り外資系投信を日本の証券会社が扱い始める • 93年:投信会社の直接販売開始
自社系列投信会社の投信だけでなく、外資系・証券系の投信も仕入れて販売自社系列投信会社の投信だけでなく、外資系・証券系の投信も仕入れて販売 • 外資系投信会社は投資家への直接販売を強化 • 既存証券会社の資産管理型営業と投信販売の強化 • 05.10.郵便局の投信販売開始 • ⇒ • ⇒投信の販売競争・運用競争の激化
日経金融 06.7.21. ・投信の販売シェア(07.10) 公募投信全体:証券56.6 % 、銀行41.5%、郵政公社1.3%、直販0.6% 公募株式投信:証券49.5% 、銀行48.3%、郵政公社1.5%、直販0.7%
第5章.資産運用と投資信託・年金(4)年金の制度と資産運用第5章.資産運用と投資信託・年金(4)年金の制度と資産運用 • 年金:退職後の所得を保障するために、退職後一定額を定期的に支給する制度 • 現役(掛金の支払い)→退職後(年金給付金の受取り) • 年金積立金の運用:将来の年金支払いに備えて積み立てた資金を有利な形で運用
・わが国の年金制度の概要 みずほ総研『図解年金の仕組み』東洋経済新報社p.57
・年金資金の運用 ・年金資産総額:336兆円、公的年金:219兆円、私的年金:115兆円 ・日本の年金運用の特徴:財政投融資預託金(公的金融改革の中で廃止予定)、
・年金資産総額:97900億ドル=1077兆円 ・アメリカの年金資産運用の特徴:
・年金基金は基本的に資金運用を外部の運用機関に委託する。・年金基金は基本的に資金運用を外部の運用機関に委託する。 公的年金の運用:年金積立金管理運用独立法人(2006.4.から) ・ ・信託銀行のシェア拡大、 生保への委託停止 日経金融新聞05.07.15
・企業年金の運用委託先 企業年金 連合会 ・
・なぜリスクのある株式に年金資金を運用するのか?・なぜリスクのある株式に年金資金を運用するのか? ⇒ 井出・高橋『ビジネス・ゼミナール:証券投資入門』p.107
井出・高橋『ビジネス・ゼミナール:証券投資入門』p.108井出・高橋『ビジネス・ゼミナール:証券投資入門』p.108