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Community Empowerment in Cambodia

Community Empowerment in Cambodia. 2010 年 10 月 20 日 筑波大学医学群看護学類 伊佐優子. 開発の潮流. 第 2 次世界大戦後 「浸透理論」( Trickle Down Theory ) 1970 年代 「人間の基本的ニーズ」の充足を重視          ( Basic Human Needs ) 1980 年代 「失われた 10 年」 1990 年代 国連開発計画( UNDP )の「人間開発」             ( human development )

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Community Empowerment in Cambodia

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Presentation Transcript


  1. Community Empowermentin Cambodia 2010年10月20日 筑波大学医学群看護学類 伊佐優子

  2. 開発の潮流 • 第2次世界大戦後 「浸透理論」(Trickle Down Theory) • 1970年代 「人間の基本的ニーズ」の充足を重視          (Basic Human Needs) • 1980年代 「失われた10年」 • 1990年代 国連開発計画(UNDP)の「人間開発」             (human development) • 1993年   参加型開発(Participatory Development) • 2008年   新JICA 「人間の安全保障」

  3. エンパワーメントの諸概念 • 「新時代の女性開発オルタナティブ(DAWN)」 • 1985年国連第3回世界女性会議 • 1994年カイロ会議(国連文書で初めてエンパワーメントという言葉が使用される) • 1995年北京会議 日本政府は途上国の女性のエンパワーメントのためにODAを使うと発表した • エンパワーメントとは、草の根の女性達が「力をつけて」連帯して行動することによって、自分達の状態・地位を変えていこうとする

  4. 国際協力事業の支援の水準 インターナショナルなレベルでの活動 国連の政策把握

  5. カンボジアの保健システム

  6. ①国際ボランティアセンター山形 ②シェア=国際保健協力市民の会                         (IVY)      (SHARE)                                (スヴァイリエン州、   (コンポンチャム州、                                農村開発・女性)         保健医療)              ③JICAカンボジア               (プノンペン、NGO連携) カンボジアの国の概況と開発課題

  7. ・国土面積:日本の2分の1  人口:日本の10分の1・国土面積:日本の2分の1  人口:日本の10分の1 ・1人当たりGDP:US$774(1日US$2)(2008、カンボジア政府資料) ・物価上昇率:5.3%(2009年、IMF) ・輸出額:43.6億USドル(内約70%が縫製産業) ・1975~1979年(約3年8ヶ月)のポル・ポト政権下、200万人とも300万人とも言われる人口が殺されたと言われている。

  8. 乳児死亡率 59(出生千対)5歳未満児死亡率 92/85(出生千対)妊産婦死亡率 540(出生10万対)HIV感染率 0.8%乳児死亡率 59(出生千対)5歳未満児死亡率 92/85(出生千対)妊産婦死亡率 540(出生10万対)HIV感染率 0.8% (UNFPA世界人口白書2009) 年間約800人が地雷・不発弾の被害に遭っている。昨今、交通事故の被害者数は地雷・不発弾の被害者数を上回った。 平和 構築 保健 医療 農業 教育 農民の85%が農業を営む。籾の単位面積当たりの収量は、平均約1.9t/ha。 15歳以上の女性の非識字率32.3%。 25歳以上の人口の中、54%は小学校を卒業していない。

  9. ケーススタディ「持続可能な農業を通じた女性による農村開発プロジェクトケーススタディ「持続可能な農業を通じた女性による農村開発プロジェクト

  10. ベースライン調査

  11. VWA(Village Women Association) - Formation workshop Election of women leaders (VWAC) General meeting to decide VWA activities ↓↑ VWAC (Village Women Association Committee) Regular meetings to plan, implement and evaluate VWA activities Home gardening Livestock raising Model home garden by IVY - Group saving for livestock purchase Home garden volunteers -Livestock raising training Training for home garden volunteers- Provas for pig/chicken Training for all VWA members - Vaccination for pig/chicken - Seed distribution - Training of VLV - Follow up of home gardens (Village livestock volunteers) ↓     (Individual objective)     ↓ Improved health status Income generation ↓        ↓        ↓ <Overall objective> Women's empowerment and capacity-building Mutual cooperation Reaching the poorest Self-management of VWA アプローチ 【第1段階】  女性組合発足のための 準備期間 【第2段階】  女性組合発足 【第3段階】 プログラムの実施 【第4段階】 女性組合強化・自立運営指導

  12. Ice Breaking

  13. ワークショップの様子

  14. 参加型農村調査法(PRA):マッピング

  15. 栄養講座

  16. Livestock raising

  17. 女性組合活動のモニタリング

  18. 通文化的考察 ①女性のリーダーシップの形成 ②米銀行設立 ③最貧困家庭の支援開始      ↓ 「語り」からの解釈・評価 エンパワーメントの評価

  19. リーダーシップの形成

  20. 米銀行

  21. 最貧困家庭への支援

  22. エンパワーメントの評価 女性組合リーダー自身が自らの変化としてあげている意見 • 楽しい事が増えた。 • 他人を助けることを考えるようになった。 • 意見が言えるようになった。 • リーダーに必要な能力がついた。 • 収入の方が支出より増えた。 • 村の女性達や他の村の人との交流が増えた。 • 家庭内の問題がなくなった。 • 自信がついた。

  23. 語り(ソッカー) •  私はIVYにお礼を言いたい。IVYが村に来てくれて私の家族の生活は大きく変わりました。最初は女性組合の活動に興味はありませんでしたが、トレーニングに参加すれば、種がもらえると聞いたので参加しようと思いました。そうしたら、IVYが収入向上につながるような知識や技術を教えてくれたので、実際暮らし向きを良くすることができました。今はワークショップに行って、他の女性たちと話すことが楽しいです。

  24. 語り(チョーン) • 私は子どもの頃、村を出たことが1度もありませんでした。「女の子は駄目だ」と言われて学校にも行かせてもらえませんでした。当時は女の子を外に出すのは危険だと言って嫌がる親がほとんどでしたからね。代わりに村の有識者が勉強を教えてくれました。だから読み書き計算はできます。でももっと本を読んだり、勉強したりしたかったんです。 • 初めて村を出たのは結婚する前、スバイリエンの街の近くにある叔母の家を訪ねた時でした。その時は市場にも行って洋服を買って帰りました。でも結婚してからはほとんど村を出ませんでした。村どころか家からも出ませんでした。 • 私は当時、ポルポトが誰かなんて知りませんでしたし、人が沢山殺されていたことも知りませんでした。後になってそれを知った時、とても怖くなりました。ポルポト時代は、ただいつも命令に従い、ひたすら働き続けました。何も聞かず何も考えませんでした。全てが整然としていて、ベルがなったら食事を取り、列に真っ直ぐ並ばせられたりもしました。食事は水分の多いお粥がほとんどでいつも空腹でした。私はその時結婚していましたが、3年8ヶ月の間、ほとんど夫とも会うことができませんでした。

  25. もともと家庭菜園に興味をもっていました。だから自分からやりたいと手を挙げたんです。今は夫と一緒に菜園を維持しています。ボランティアをやっていて、とくに困ったことなどありませんでしたが、トレーニングやミーティングに皆が参加してくれないと本当にがっかりしてしまいます。もともと家庭菜園に興味をもっていました。だから自分からやりたいと手を挙げたんです。今は夫と一緒に菜園を維持しています。ボランティアをやっていて、とくに困ったことなどありませんでしたが、トレーニングやミーティングに皆が参加してくれないと本当にがっかりしてしまいます。 •  私たちの村はもっと協力すれば発展できると思うんです。だからそのために働きたかった。同時に自分自身も成長したいという気持ちもありました。私は人の話を聞くのは好きですが、自分が話すのは苦手なんです。でもボランティアをやっていて自分が少しずつ人前で話せるようになっているのが分かりました。だからリーダーになってもっと自分を変えたかったんです。

  26. 語り(チャナリー) • 私はトレーニングを通して、IVYから新しい知識や技術を学びました。村の発展について、もっと学びたかったのでトレーニングに参加したいと思いました。今では問題が起こっても自分達で解決できるアイディアがあります。他のリーダー達や村の女性たちとの意見交換や情報の共有はとてもためになります。私は他の女性組合リーダー達を信頼しています。IVYのことも信頼しています。村の女性たちは私たちリーダーのことを信頼してくれていると思っています。 • 最貧困家庭には、食べ物がない。子どもは学校にも行けない。借金はかさむのでとても困難な状況にある。私はこのような家族を助けたかった。そのためにはしっかりとした受け皿が必要である。

  27. 村の女性たちからはいつも米が足りないという不満が出ていました。私はこの問題を何とかしたいと思いましたが、どうしたら解決することができるか分かりませんでした。IVYのトレーニングを受けているうちに、村の発展のことをよく考えるようになりました。今ではリーダー間でアイディアを出し合い、解決することができます。私たちの力で作った米銀行は、私たちの誇りです。村の女性たちからはいつも米が足りないという不満が出ていました。私はこの問題を何とかしたいと思いましたが、どうしたら解決することができるか分かりませんでした。IVYのトレーニングを受けているうちに、村の発展のことをよく考えるようになりました。今ではリーダー間でアイディアを出し合い、解決することができます。私たちの力で作った米銀行は、私たちの誇りです。

  28. ①参加した       ②発言した ③意識が変化した   ④行動した ⑤連帯した       ⑥協力した ⑦創造した       ⑧新たな目標を持った ⑨交渉した       ⑩満足した ⑪自信をもった     ⑫運営・資金管理をした エンパワーメント指標

  29. 定性的評価の課題 • ベースライン調査の重要性 • 語りの妥当性 • 継続性 • 経済活動への発展性

  30. 変わるのは私たち Who’s Reality Counts? Robert Chambers Putting the Last First, Putting the First Last.

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