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第20回ペストロジー学会 参加報告

第20回ペストロジー学会 参加報告. 2004.11.18~11.19 於 江戸東京博物館 大ホール 岡 和男. 第20回大会テーマ. PMP の今日と明日 PMP=Pest Management Professional ここまで来た我が国の PCO 技術. 一般講演36題  各 PCO 業者ほか シンポジウム「感染症と PMP」 安居院宣昭(あぐいのりあき)  清水一郎(しみずいちろう) ほか 新興感染症、再興感染症、 動物由来感染症、 WNV,SARS 感染症予防衛生隊. 簡易カタラーゼ反応試験そのものによるカタラーゼ活性低下.

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第20回ペストロジー学会 参加報告

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Presentation Transcript


  1. 第20回ペストロジー学会参加報告 2004.11.18~11.19 於 江戸東京博物館 大ホール 岡 和男

  2. 第20回大会テーマ • PMPの今日と明日 PMP=Pest Management Professional • ここまで来た我が国のPCO技術

  3. 一般講演36題  各PCO業者ほか • シンポジウム「感染症とPMP」 安居院宣昭(あぐいのりあき)  清水一郎(しみずいちろう) ほか 新興感染症、再興感染症、 動物由来感染症、WNV,SARS 感染症予防衛生隊

  4. 簡易カタラーゼ反応試験そのものによるカタラーゼ活性低下簡易カタラーゼ反応試験そのものによるカタラーゼ活性低下 • 辻 英明(環境生物研究会) • 混入異物として、昆虫死体を過酸化水素水中に浸せきして、カタラーゼ反応を簡易に検出し、サンプルが、加熱を受けているかどうか、まや、長期間乾燥されたものであるかどうか、について判定を下すことができる。

  5. しかし・・・・・・ • クレーム処理の過程で、サンプルが、関係者の間で、2度3度と同じ試験が繰り返される場合がある。 •  その際、異なる結果が出る場合がある。

  6. 異なる結果が生じる原因 • 陰性→陽性に転じる場合  試験によって、サンプルが水分を含んで、微生物(カビなど)が繁殖し、生きた微生物が陽性反応を示す。 • 陽性→陰性に転じる場合  試験を繰り返す後、長時間、試験液に接触することによる反応の鈍化。

  7. 結論 • 1~2時間、試験液に接触していると、反応は、鈍化する。 • 4~6時間では、反応性はほとんどなくなり、最初の検査とは異なる結果を示す。 • 試験液からサンプルをとりだしても、サンプルにしみ込んだ試験液で反応が進み、上記と同じ結果となる。

  8. カタラーゼ試験 • 虫を試験液に浸す、または、試験液を虫にかけることによる、虫の反応を観察する。 • 試験液 過酸化水素水3%水溶液       (オキシドール)    界面活性剤(中性洗剤)を適量添加

  9. 試験結果の判定 • 陽性の場合 虫は、加熱を受けていない。          試験液に対して、発泡反応。 • 陰性の場合 虫は加熱を受けたか、または、死後、乾燥状態で、数カ月以上経過した。          試験液に対して無反応。

  10. 吸光度測定法による試験方法 • オキシドールを用いる方法が簡易な設備、薬品で行えるのに対して、分光光度計を用いて、測定する方法もあるが、PCO業者にとっては、一般的でない。

  11. 試験の実際(当社事例) • サンプル 食品工場混入異物  • 同定結果 ウンカ、または、ヨコバイ類         特定不可能 • 商品名  菓子

  12. ウンカ・ヨコバイ類 • 日本全体では約800種が記録されている。いずれも、水田農業の大害虫として第一。水田で最盛期を迎えるのは、7月~8月で、この時期に水田では、一斉 に農薬による防除が行われている。 蝉のように植物に鋭い口吻を突き刺して、汁を吸う。汁を吸わ れた植物は、立ち枯れすることもある。灯火によく集まる習性があり、大量に室内に入ると不快害虫として問題にされることが ある。偶発的に口吻で人の皮膚を刺すこともあるが、実害はない。

  13. 1mm

  14. 発泡反応 • 顕微鏡撮影 • シャーレにとりだしたサンプルに、スポイトで、試験液をたらす。 • 試験液浸せき後、直ちに、激しい発泡反応。 • 結果 陽性と判定。虫は、加熱を受けておらず、加熱工程以前の混入の可能性はないことが分かった。

  15. 当社事例と学会報告 • 当社事例でも、ほとんどの場合で、試験実施後、半日以上経過したものは、再試験を実施すると、初回、陽性であっても、反応しないので、学会報告と一致する。 • 初回試験実施後、数日経過したサンプルは、水分によって発生した微生物により、発泡反応に転じることも、当社事例で確かめられており、辻氏の所見と一致する。

  16. 感染症予防衛生隊編成状況 北海道、岩手県、茨城県、東京都、神奈川県、長野県、石川県、福井県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、福岡県、宮崎県

  17. 感染症予防衛生隊想定事態 • グローバルな感染症(SARS、鳥インフルエンザなど)発生時の環境殺菌消毒(二次対応) • 災害(水害・地震)発生時の環境殺菌消毒/環境対策/住民対策 • 蚊・ネズミ・ハエなどの防除・駆除〔日本脳炎、西ナイル熱、マラリア等の感染危害管理〕 • 食中毒発生時、または予防のための対策〔O157-H7など、腸管出血性大腸菌〕

  18. 感染症関連事項 その他 • 医療機関におけるねずみ及び昆虫等の防除における安全管理について(2004.11.17) • ウエストナイル熱媒介蚊対策に関するガイドライン(2003年度) • ジクロルボス(DDVP)蒸散剤の安全対策及びその取扱いについて(2004.11.2)

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