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クリニカルインディケータ( Clinical Indicator )について

DPC データ活用. クリニカルインディケータ( Clinical Indicator )について. 臨床指標. 臨床評価指標. アウトカム評価. ○  過去の CI の状況、諸外国の状況など。. ○ DPC  アウトカム評価・臨床指標 / 医療機能の変化に係る特別調査について( DPC 導入による患者アウト カムや医療プロセスの変化または影響及び医療機能の変化について、臨床指標等を活用し評価を行う).

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クリニカルインディケータ( Clinical Indicator )について

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  1. DPCデータ活用 クリニカルインディケータ(Clinical Indicator)について 臨床指標 臨床評価指標 アウトカム評価 ○ 過去のCIの状況、諸外国の状況など。 ○DPC アウトカム評価・臨床指標/医療機能の変化に係る特別調査について(DPC導入による患者アウト カムや医療プロセスの変化または影響及び医療機能の変化について、臨床指標等を活用し評価を行う) ○QIP事業 /京都大学大学院医学研究科・医療経済学教室・・・DPCデータを利用して診療のプロセス・成果や経済性を反映する客観的な数値指標(パフォーマンス指標)を測定 ○VHJ機構が実施しているDPC関係事業・・・アウトライヤー調査研究事業、経営・管理(マネージメント)臨床評価に関する調査研究、DPCを活用したベンチマーク事業 ○DPC試行病院協会会のDPCデータ・アウトライヤー事業 ○ 厚生労働省の「DPC評価のための調査」に関する情報・・・(1)7月から10月までの退院患者に係る調査、(2)診断群分類の妥当性に関する調査(MDC毎の作業班)、(3)再入院調査、(4)医療連携と退院後受療に係る調査、(5)医薬品、医療材料に係る調査、(6)検査、画像診断に関する調査、(7)看護の必要度に係る特別調査、(8)アウトカム評価・臨床指標/医療機能の変化に係る調査、(9)その他の調査:診断群分類を活用した医療サービスのコスト推計に関する調査 ○ 東京都病院協会・全日本病院協会のクリニカルインディケーター事業 ○DPC試行病院協会会のDPCデータ・アウトライヤー事業 ○DPCデータ活用術:医療現場で試されるデータマイニング力 ○DPCとデータマイニングツール /OLAP解析 ○ 顧客満足度調査(病院患者満足度)報告書・・・ (外部顧客・患者満足度)の分析とベンチマーク結果報告 ○ 臨床指標による大学病院の医療の質・安全・患者満足度に関する調査報告書                /2005年5月 全国医学部長・病院長会議

  2. クリニカルインディケータ ワーキンググループクリニカルインディケータ ワーキンググループ (Clinical Indicator Working Group) ●クリニカルインディケーター(臨床学的【評価】指標) 主病名:脳梗塞の死亡率 → 10% (団体、学会よりデータ、精度、統計学的にも裏付け)EBM 10%を目標に!  医療機能評価などの機関にて管理 5%を目標に!  ISO認定、TQM、NDP活動など自主努力にて第三者評価へ対応 いくらまで減らせますか?  →  アウトカム評価事業(クリニカルインディケータ)、DPC対応可能 (現在の欧米) 専門フタッフの配置、ハード面での投資、コーダーの養成など 各病院で競争 ●各団体、施設のクリニカルインディケーターの項目を参照に当院の指標を作成 ●診療報酬上に影響:病院機能評価 クリニカルインディケータの実施 第三者評価事業の活発化(ISOやNPO含む、それらの取り組み) ●電子カルテ事業 医療機関CIOメルマガ過去ログ等をご参照ください。 医療CIO・DPC・医療経営・海外の医療情報のメルマガ  http://blog.mag2.com/m/log/0000182973/ http://www.melma.com/backnumber_143196/ 【参考】「医療分野におけるICTの利活用に関する検討会」情報 http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/policyreports/chousa/iryou_ict/ ・Ubiquitous社会における医療経営/IPv6、本人認証、www.jami.jp./ubi ・u-Japan(Ubiquitous、Universal、User-oriented、Unique) u-Japan政策 http://www.soumu.go.jp/menu_02/ict/u-japan  医療ICT政策 http://www.soumu.go.jp/menu_02/ictseisaku

  3. 社会におけるクリニカルインディケータの位置付け社会におけるクリニカルインディケータの位置付け 支援責任 Nobles oblige 政治 (貴き義務) 寄付 行政 義務責任 ボランティア活動 司法 奉仕 ISO9001 社会(福祉) 経済 納税 NPO、NGO等 自己責任 ISO、機能評価、TQM、NDP クリニカルインディケータ 文化 病院機能評価 雇用 質の保証 地域社会 環境保全・ 労働 (アウトカム) スポーツ 産業廃棄物 ISO18001 ISO14001 国際協力事業団 シンクタンク 日米医学医療交流財団 学会・研究団体

  4. Clinical Indicator Working Group ●クリニカルインディケーター(臨床評価指標)について ・クリニカルインディケーター(CI)とは医療または診療の「結果」を客観的に評価する意 ・欧米では医療の構造(ストラクチャ)、過程(プロセス)、結果(アウトカム)を互いに評価し競い合っている。 →日本:各国と比較できず。統計環境が未整備。電子カルテ化を契機に結果のコード化促進。 ●信頼性の高いデータは比較対照が可能となり「医療の質」の向上を図ることができる ・質の高いデータ整備が医療の質を向上させる → 欧米ではデータ整備に経営資源を投入 専門フタッフの配置、ハード面での投資、コーダーの養成など →日本:データ比較不可。弱点が発見できない。医療事故が改善されない。コーダー養成未熟。 ●CIが普及すると患者の病院選び、EBM(Evidence Based Medicine)の構築、標準型パスが完成 ・第三者評価事業の活発化、根拠に基づいた医療(納得の医療)、標準化された医療 ●クリニカルインディケータのメリット (1)現在の医療水準や標準化された医療を医療従事者や患者に示す (2)医療従事者は改善へのインセンティブを与えられる (3)患者はインフォームドコンセントを行使する際の重要な判断根拠となる (4)医療事故防止    医療を第三者の視点で評価 → 具体的でわかりやすい方法がCIと言われている。   医療の結果:治癒成績、患者の予後、合併の発生率、死亡率、患者満足度などを数値化させる。   クリニカルインディケーターでは、さらに経過や構造における評価項目も存在する。

  5. Clinical Indicator Working Group  ●22学会がまとめたクリニカルインディケーターの項目22学会からアンケート回答のあったCI全体像  【大分類】 A.構造 Structureに関する指標(計53項目)A-1 職員数に関する指標(7)A-2 症例数、論文数など間接的に職員の能力を表す指標(18)A-3 施設基準、病床数など設備に関する指標(3)A-4 検査可能項目数など機能に関する指標(4)A-5 事故予防など安全に関する指標(4)A-6 痺例検討会開催回数など質確保の体制に関する指標(15)A-7 選択メニューの実施など患者アメニティに関する指標(2)   B.過程 Processに関する指標(計45項目)B-1 救急における即応性に関する指標(5)B-2 診断のための情報収集と記録の適切性に関する指標(9)B-3 治療手技選択・治療過程の適切性に関する指標(24)B-4 インフォームド・コンセント等患者の尊重に関する指標(7) C.結果 Outcomeに関する指標(計95項目)C-1 診断の精度、迅速性に関する指標(21)C-2 予後から判定する治療の適切性に関する指標(67)C-3 予後以外から間接的に治療の適切性を測る指標(7)

  6. Clinical Indicator Working Group ●【抜粋】processの側面の具体的な項目について(1)B-1 救急における即応性に関する指標の例として(5項目のうち4項目)◇脳卒中患者または3・3・9度方式で2桁以上の意識障害を示す頭部単独外傷患者        について、初療からCTスキャンを行うまでの時間   ◇急性心筋梗塞患者について発症後血栓溶解療法または再摩流療法を行うまでの時間   ◇脳血管障害患者が頭部CT検査を受けるまでの時間   ◇食道静脈癌破裂患者到着後内視鏡検査に入るまでの時間B-2  診断のための情報収集と記録の適切性に関する指標の例として(9項目のうち5項目)   ◇救急隊要請(覚知)から病院到着(病者)に至る病院前救護(Prehospital Care)、        時間経過についてのカルテへの記載率   ◇来院(救急患者搬入)時に診療した時刻と診療医師名についてのカルテへの記載率   ◇来院(救急患者搬入)時のバイタルサイン(意識、呼吸、脈拍、血圧、体温)の          カルテへの記載率   ◇CPAOA状態で搬入された患者について動脈血ガス分析をチェックした率   ◇院内感染の起炎菌判明率B-3  治療手技選択・治癒過程の適切性に関する指標(2/24)   ◇抗てんかん薬血中濃度測定率   ◇気管内挿管再挿管率

  7. Clinical Indicator Working Group ●【抜粋】processの側面の具体的な項目について(2)C-1 診断の精度、迅速性にかかわる指標(2/21)   ◇大腸早期癌発見率   ◇微小肝癌発見率C-2 予後から判定する治療の適切性に関する指標(15/67)   ◇来院時心肺停止(CPAOA)状態で搬入された患者の一次蘇生率   ◇気管支喘息大発作(重積発作)を呈した患者(CPAOAを除く)の死亡率   ◇重症外傷患者死亡率   ◇stage2以上の悪性黒色腫生存率   ◇院内感染発生率、術後感染症の発症率   ◇新生児死亡率、周産期死亡率、胎児死亡率、死産率   ◇ADL指標改善率   ◇内視鏡検査の合併症発生率   ◇中心静脈栄養のためのカテーテル感染症発生率   ◇FHF(激症肝不全)の救命率   ◇大腸・肛門癌の進行度別5年生存率C-3 予後以外から間接的に治療の適切性をはかる指標(2/7)   ◇リハ中の事故発生率   ◇疾患別腸手術の術後在院日数

  8. 米国JCAHOのIMSytem のおけるクリニカルインディケーター(CI)

  9. JCAHOのIMSytem のおけるクリニカルインディケーター(CI)2

  10. JCAHOのIMSytem のおけるクリニカルインディケーター(CI)3

  11. Clinical Indicator Working Group クリニカルパスのメリット【重要】看護部、医局、診療サポート部署とのチーム医療 【パスの背景と理由】 米国で1983年から始まったDRG/PPS導入が影響。 診断名が決まると医療費が決定する為、病院収益を上げる目的で患者を早く退院させることを目指す。単に早い退院を図ると医療の質が低下するので質の向上・患者満足度の改善(サービス向上)とコスト削減という相矛盾することを解決するために、なんらかの医療管理手法が必要となってきたことがクリニカルパスの歴史的背景となる。

  12. Clinical Indicator Working Group 【パスの段階】●第一段階ケア導入を時間単位で書き出しと業務の計画化に伴う●第二段階医療ケアの標準化、医療ケアの均質化の段階に始めてはいる。【方法 調査の流れ参照】患者アンケート(PS)の調査、実施分析(時間、内容、コスト)文献的考察(EBM)※ここまで来て初めて、在院日数の短縮につながる。チーム医療の推進、ケアの質の向上も本格的に進み始める●第三段階・バリアンスの分析、データ活用により改善が進む(TQM)。・病院全体の改善点の明確化(CQI、効率化)  ・本格的なパス法の利点の推進

  13. Clinical Indicator Working Group クリニカルパス導入の5つのポイント(ペンシルバニア大学病院の例)1.作成導入時における医師の関与2.関連職種すべてがチームを組む3.患者を巻き込む → 患者用資料の作成や患者満足度調査の実施など4.バリアンスの収集と解析5.管理部門による支援【具体例】頭頚部がんのクリニカルパス このパスはペンシルバニア大学病院で1995年に導入。導入の理由は、高い再入院率、長い平均在院日数、一症例あたりのコストが高い、抗生剤投与などの重要な部分が不統一、患者満足度で改善の余地がみられた、ケアコーディネーションの必要性が高かったことから。パス導入プロジェクトチーム構成は、医師5名、薬剤師1名、理学療法士4名、言語療法士2名。

  14. Clinical Indicator Working Group ●クリカルパスと原価計算 病院経営では患者別のコスト(原価計算)が重要。施設別パス別の原価・損益分析比較が主流。1)ケアカテゴリーの設定 原価計算を正確に実施するために、発生する全てのケア内容をCP上にもれなく記載 すべてのケア項目を網羅するケアカテゴリーを設定しこれに基づいてCPを作成2)CPの作成 医師・看護婦の参加によるワーキング会議CPの対象となる標準的状態像を確認 その治療内容をもっとも効率的な入院期間内に整理してCPを完成3)医療資源投入量・稼働率の把握CPにおける医師看護婦の労務時間の想定調査 調査機器・材料使用量の調査(検査単価・材料費の把握)4)CPに基づく原価計算及び損益分析CPに記載された費用項目を合算し原価の算定 医事部門による診療報酬請求点数の算出と損益分析

  15. Clinical Indicator Working Group ●バリューコンパス 米国ではパス導入後の分析結果を医師へレポート(フィードバック)する。ほとんどの病院ではパス専門のナースがおり、パスの進行をチェックしている。 【例1】1.満足度    総合、推薦、医師、看護、患者満足度 退院後について前後で比較2.合併症の発生指数 合併症の発生率を評価するとき大切なことは対象となる患者    さんの重症度レベル。軽い方ばかりすれば当然発生率は減り、重症ばかりすれ    ば高くなる。そのため重症度補正「Complication Deviation」が必要となる。 3.CP適応率    実績と目標の比較図示4.一人あたりの費用・在院日数    コスト(原価)の計算は院内のみで報告せずレセプト点数のみ報告    他の病院のデータと比較して出される 【例2】QOL、PS、Outcome(再入院率、死亡率など)、Costの4項目についてレポートして    いる。

  16. メリーランド病院協会の急性期病院のClinical Indicator Maryland Hospital Associationが急性期入院医療のベンチマーキングで用いるインディケーター ●世界中が注目するメリーランド病院協会のクリニカルインディケータ  クリニカルインディケータ(CI)で最も先進的な取り組みを行なっている米国メリーランド病院協会では、病院機能をモジュール化(急性期病院、慢性期病院、救急外来など)してそれぞれにCIを設定し、世界中から約2,000病院の賛同を経て病院機能の評価事業を行っている。同様の試みは豪ACHS(Australian Council for Healthcare standards)や欧州、日本でも広がっている。 ●世界ではアウトカム評価が常識  米国では医療機関の評価・認定を行うJCAHO(Joint Commission on Accreditation of Healthcare Organizations)、HMO(Health Maintenance Organization)の評価・認定を行うNCQA(National Committee on Quality Assurance)等があり、それぞれが独自の視点から評価・認定を行っている。これらは組織体としての医療機関、保健システムの評価を行うもので、インディケーターを設定しアウトカムから評価を行う試みとしては、国際的にも病院機能全般を対象にしたMaryland Hospital Association、オーストラリア連邦政府が代表的なものとなっている。医療機能の特定分野を対象にしたもので有名なものは、院内感染症を対象にしたCDC(Centers for Disease Control and Prevention)のNNIS(National Nosocomial Infection Surveillance)、ICU機能を対象にしたオランダNICE Projectなどもある。

  17. メリーランド病院協会の急性期病院のClinical Indicator  ① Maryland Hospital Associationが急性期入院医療のベンチマーキングで用いるインディケーター

  18. メリーランド病院協会の急性期病院のClinical Indicator  ② Maryland Hospital Associationが急性期入院医療のベンチマーキングで用いるインディケーター

  19. メリーランド病院協会の急性期病院のClinical Indicator  ③ Maryland Hospital Associationが急性期入院医療のベンチマーキングで用いるインディケーター

  20. メリーランド病院協会の急性期病院のClinical Indicator  ④ Maryland Hospital Associationが急性期入院医療のベンチマーキングで用いるインディケーター

  21. メリーランド病院協会の急性期病院のClinical Indicator  ⑤ ●アウトカムの意義(1)他病院との比較検討が可能なデータの採集 (2)病院における患者の疾病と状態像に関するデータベースの構築 (3)クリニカルインディケーターの設定にもとづいた医療の質の改善 (4)調査環境の整備と相関する標準化の進展 【重要】アウトカム調査を正確に進めるうえでは各種の診療統計を確保するために診療情報の管理体制を整えることが求められる。さらに疾病管理を行なうためにコーディングを導入する必要もあるほか医療情報の共有化、標準化の促進を行なわなければならない。 ●アウトカム分析と評価 アウトカムとは死亡退院率などの転帰(診療の帰趨)、重症度やADL、あるいは在院日数や医療費といった、診療の結果と投入された医療資源にかかわるデータを統計や指標に表したものを意味する。アウトカムを統計上に示し評価を行なうことによって、その医療機関の医療の質の測定可能。アウトカムを比較分析することによって、診療上の問題点とその原因したがって改善すべき課題や臨床における指標を導くことができ、診療過程を改善することによって診療の結果(医療の質)を高められる。  また、診療過程の管理の質を向上させることは、医療事故の予防につながり医療安全に寄与。こうしたアウトカムを分析・評価して診療過程の改善につなげる手法を、アウトカムアプローチといいます。アウトカムアプローチとしてよく使われる方法としてはベンチマーキングがあり、統計面のアウトプット(成果物)としては患者(疾患別)データベースがあります。DRGは患者(疾患別)データベースの重要な1つです。 ●ベンチマーク(benchmark) データを使って対象の特性を競合する他者などとの相対関係で把握する方法として使われます。

  22. メリーランド病院協会の急性期病院のClinical Indicator  ⑥ ●アウトカム評価事業のそれぞれ(米国、豪、日本での代表的なアウトカム評価事業)

  23. Clinical Indicator Working Group ●東京都病院協会のインディケーター(指標)を用いた評価の内容について 各参加病院から四半期ごとに提出。主要24疾患による入院患者の診療録の主な内容および病院全体の診療内容に関わるデータ(院内感染症、抑制、転倒・転落)を基に分析を実施。 ●主要24疾患 ●分析項目

  24. Clinical Indicator Working Group ●東京都病院協会のインディケーター(指標)を用いた評価の内容について (入力トップ画面) トップ画面

  25. Clinical Indicator Working Group ●東京都病院協会のインディケーター(指標)を用いた評価の内容について(診療録情報の入力画面)

  26. 東京都病院協会のインディケーター ■結果をネットで公表■東京都病院協会のインディケーター ■結果をネットで公表■ ●疾患別平均在院日数(2002年4月~6月)

  27. 東京都病院協会のインディケーター ■結果をネットで公表■東京都病院協会のインディケーター ■結果をネットで公表■ ●疾患別平均在院日数(2002年4月~6月)

  28. 東京都病院協会のインディケーター ■結果をネットで公表■東京都病院協会のインディケーター ■結果をネットで公表■ ●疾患別死亡率(2002年4月~6月) 性別、年齢別、症状別、など →個人情報も入力されていれば・・・ 住民基本台帳(国民総背番号制)11桁 ゆりかごから墓場まで 情報通信技術(IT)戦略本部(総理)首相官邸 バイオ、ゲノム、オーダーメード医療へ発展ライフサイエンス・・・へと

  29. 東京都病院協会のインディケーター ■結果をネットで公表■東京都病院協会のインディケーター ■結果をネットで公表■ ●疾患別死亡率(2002年4月~6月)

  30. 東京都病院協会のインディケーター ■結果をネットで公表■東京都病院協会のインディケーター ■結果をネットで公表■ ●疾患別予定しない再入院率 (2002年4月~6月)

  31. 東京都病院協会のインディケーター ■結果をネットで公表■東京都病院協会のインディケーター ■結果をネットで公表■ ●疾患別予定しない再入院率 (2002年4月~6月)

  32. 東京都病院協会のインディケーター ■結果をネットで公表■東京都病院協会のインディケーター ■結果をネットで公表■ ●院内感染症発生率(2002年4月~6月) ※院内感染症:入院後に病原微生物の感染を生じ治療を必要とするものをいいます。  病院外で感染が成立し、入院後に発症したものは該当しません。 ●抑制率(2002年4月~6月) ※抑制:物理的・化学的(薬剤など)を問わず、患者の自由を制限する一切の行為をいいます。抑制の理由としては認識障害(徘徊など)、治療の円滑化、転倒の危険、破壊・粗暴行為等があります。

  33. 東京都病院協会のインディケーター ■結果をネットで公表■東京都病院協会のインディケーター ■結果をネットで公表■ ●転倒・転落率(2002年4月~6月) ※転倒・転落:病院内で発生した一切の転倒・転落をいいます。転倒・転落の原因としては、患者の健康障害(歩行障害など)、治療に伴うもの(画像検査に際しての壇上からの転落など)、環境(滑りやすい廊下など)等があります。

  34. 東京都病院協会のインディケーター ■結果をネットで公表■東京都病院協会のインディケーター ■結果をネットで公表■ ●疾患別の主な指標 (2002年4月~6月)

  35. 疾患別の医療費、ALOS調査 全日本病院協会が59病院を対象に 患者2万3733人のデータを収集

  36. 医療機能評価などでも問われている“Clinical Indicator” アウトカム重視の評価(診療意思決定のコンプライアンス:法令順守)・米国AHRQ(TheAgencyforHealthcareResearchandQuality)、NGC(NationalGuidelineClearinghouse)のガイドラインが有名。EBMによる臨床ガイドラインが診療の質を上げている。 ・臨床家がこれらの支援を受けて意思決定を変えるかという臨床受容性(ClinicalCompliance)についても研究されている。◆クリニカルインディケータワーキンググループ(日本の医療に適合した医療品質の指標を検討する:臨床評価指標)の創設活発化※(CIのデータマイニングにて・・・)コンサルタント、ライフサイエンス、ビジネス、ノウハウの展開 医療機能評価においても  診療の質や効率に関する分析や指標化が行われ組織的に検討されている 院内死亡率、クリニカル・インディケータ、疾患別在院日数分析など ・「国際的な動向」=アウトカム評価に対してプロセス評価の重要性(ISQua)、International Society for QualityヘルスケアグループのALPHAプログラムが各国の認定機関を認定する活動をしている。財団法日本医療機能評価機構自体もALPHAプログラムで認定を受けている。また、ISOにおいてもISO14001(地球環境等)、ISO9001(質向上、医療安全等)の認証があり、機能評価よりは常に継続して改善する仕組みを持っている。日本医療機能評価機構は、ある一定水準を越えているか越えていないかというところにスタンダードが定められている。

  37. 現在はVHJ機構 【時代の流れ】日本での取組み 一歩先の客観評価をめざす先進的な取組み事例  病院が外部の施設の手術成功率といった診療結果を報告・比較しあって「医療の質」を高めようというプロジェクト。 国内の先進的な民間14病院(VHJ研究会)が1999年から始める。 同研究会がメリーランド病院協会(米国)が実施する病院評価システムを参照に国内で実施。 当時 ・すべての退院例について、「麻酔の種類」など数十問(A4で5枚)の診療データを報告。 ・提携先の第三者機関として京都大学医学部が分析し、病気別の死亡率や在院日数などを数値化。各病院に全病院(VHJ)分のデータを送る。 ・各病院がこの「結果」と実績を見比べ是正を図る。 ・膨大で詳細なデータを貯めて、今後は個々の患者の遺伝子パターンの違いなど、患者ごとに適した治療を研究する。 ・将来は個別の丁寧な治療を患者の評価アップさらには経営の安定につなげる狙いがある。 ・全病院のデータは現在、一般公開されていない。 ・非公開理由は「重度の患者が集まりやすい病院が『死亡率が高い』と誤解されかねない」など。しかし将来は公開し、病院を選ぶ判断材料にする予定。 内容 VHJ(Voluntary Hospital of Japan)研究会医療法人渓仁会手稲渓仁会病院医療法人社団カレスアライアンス日鋼記念病院財団法人竹田綜合病院医療法人立川メディカルセンター立川綜合病院医療法人鉄蕉会亀田総合病院医療法人財団河北総合病院社会福祉法人聖隷福祉事業団聖隷浜松病院特別医療法人財団恵寿総合病院医療法人洛和会音羽病院医療法人仁生会細木病院トヨタ記念病院財団法人倉敷中央病院麻生セメント(株)飯塚病院特定医療法人雪の聖母会聖マリア病院 内外の医療施設との客観評価(情報交流)や医療情報公開の準備が必要

  38. Clinical Indicator Working Group ●【医療の質改善】第三者評価事業の活発化/患者さまのニーズを中心とする医療へ  病院経営でも重要な認定へ:今後ますます報酬上でも厚みを増し多様化 (現在の3項目)医療機能評価またはISO9001の認定にて    緩和ケア病棟入院料: 3,780点/日   緩和ケア診療加算:    250点/日   外来化学療法加算:    300点/日(15歳未満500点/日)  ◆日本医療機能評価機構  ◆ISO(国際規格)シリーズ    ・ISO9001   ・ISO14001  ・ISO15189(臨床検査室全体の品質保証):新設  ◆厚生労働省医薬局委託事業 日本薬剤師会「薬局機能評価検討事業」 ●ISO認定のメリット(1)診療報酬上でのメリット(ISO9001認定)(2)院内外への効果 取得は財産となる  ・全体的な医療の質を向上、医療事故防止、コストダウン   廃棄物処理費、燃料費、消耗品材料費などのコスト削減も可能  ・広告の規制緩和により対外的に宣伝できる  ・第三者機関による国際規格認証で対外信用向上(3)継続的な医療の質向上ISO9001の「内部監査」「マネジメントレビュー」により継続的改善が可能。(4)戦略的な医療経営戦略ISOを介して医療経営のマネジメント化が可能(5)標準化 契約社会に適合、今後の医療制度改革に対応

  39. Clinical Indicator Working Group ■ISOの概要(1) ●ISOとはISO(International Organization for Standardization)は日本では国際標準化機構と呼ばれ、電気関係を除く事項についての医療・ビジネス・テクノロジー等、あらゆる分野の規格を国際的統一化にするため1946年に設立された国際連合規格調整委員会(UNSCC:United Nations Standards Coordinating Committee)を母体にして発展させた非政府組織(NGO)。本部はスイスのジュネーブにあり、様々な国際規格の設定を行っている。日本では経済産業省の工業技術院に設置されおり、現在の医療機関へのISO認証では、ISO9001とISO14001、15189(2003年より)、18001が主なものとされる。●ISO9001とはISO9001とは「品質マネジメント規格」のことで1987年に初めて発行され、1994年、2000年に改訂された。ISO9001/2000というのは2000年改定バージョンを意味している。これは顧客に対して品質管理が十分にされている素晴らしい企業であることの保証であり、国内の企業で認定を受けている数は約2万社に上る。医療機関に求められるものは主にトータル的リスクマネジメントであり、重要な項目としては主に次のようなものがある。(1)クリティカルパス=ISO9001:4.2.3項、(2)品質計画EBM=7.5.2項、(3)チーム医療=5.5項 責任、権限及びコミュニケーション など●ISO14001とはISO14001とは「環境マネジメント規格」のことで、1992年に行われたサミットで問題となった地球環境への取り組みとして、ISOがTC207(環境マネジメントに関する専門委員会)を開催し、1996年にISO14001として発足させたもの。日本での認証は2000年4月現在で国内3,548件、世界では12,279件と、日本が世界一の認定数を誇っている。1996年9月にこの規格が発足して以来、3年足らずで取得件数が一万件を超えたことは世界が環境問題を重要と捉えている証拠だと言える。

  40. Clinical Indicator Working Group ■ISOの概要(2) ●ISO15189とはISO15189とは「臨床検査室の品質管理規格」のことで、今まではISOの専門委員会TC212で議論されていたが、2003年より医療分野専門としては初めてとなる臨床検査室の品質管理規格(QM)に関する規格認証が認証開始となる予定。ISO15189では臨床検査室における人材、運営、技術的管理の質を求めている。●ISO12100とは機械安全にかかわる安全規定。医療現場とは稀薄。●ISO16000とは  労働安全衛生に関するISO規格ができた場合の番号と言われていたが、ISO18000の登場で幻のISO16000となった。1996年9月のOHS(労働安全衛生)に関する国際ワークショップでISO規格化の必要性などが議論されたが、ISO16000をべ一スに英国規格(BS規格)BS8800規格、OHSAS18000などが融合したものがISO18000の労働安全衛生マネジメントシステムと認識されるのが一般的。●ISO18000(OHSAS)とは まだ日本での広がりが浅いが、全産業を対象とした労働安全衛生に関する規格。労働環境の改善としてのリスクの軽減や継続的なリスクの回避を目的としている労働安全衛生マネジメントシステム。医療機関の取得が増えることが予測されている。(Occupational Health and Safety Management System) ●各国のISO14001認証取得件数累計(2001年10月現在)1位 日本       71552位 英国       25003位 ドイツ      24004位 スウェーデン  19265位 米国       1580 日本の企業は環境面(国際的な動向)への取り組みに敏感 → 病院も例外ではない =病院が選ばれる時代

  41. Clinical Indicator Working Group ■ISOの概要(3) その他、医療機関のみ重要なISO関連を列挙 (1)ISO9001:2000 品質に関するマネジメントシステムとして法人必須の規格 (2)ISO14001:1996 環境に関するマネジメントシステム (3)ISO18001:OHSAS(2001) 労働安全衛生マネジメントシステム (4)BS7799/ISMS/JIS Q 15001 情報セキュリティに関するマネジメントシステム ・BS7799 イギリスの国家規格で業種に関わらず認証取得が可能 ・ISO/IEC 17799(JIS X 5080):通称、ISMSBS7799をISO規格化したもの ・JIS Q 15001:通称、Pマーク  個人情報保護に関するコンプライアンス・プログラム 日本固有の規格。

  42. Clinical Indicator Working Group ●医療の質の確保米国では全病院の8割の5200病院が第三者評価を受け、カルテ管理やインフォームドコンセント実績などを調査。 医療施設認定合同委員会(JCAHO)、連邦医療財政庁(HCFA)、研修医受け入れ病院をチェックする卒後臨床教育認定委員会(ACGME)など ●評価項目をネットで閲覧 アウトカム評価の重視ネット上で、出身校や卒業年度、研修を受けた病院、専門分野、発表論文数、病院での懲罰歴、医療過誤などの項目が瞬時にわかる。 ●2004年3月までにEBM提供開始/日本医療機能評価機構 日本医療機能評価機構はこのほど、EBM医療情報提供の事業化とスケジュールの構想を公表した。それによると事業内容は大きく、データベースの整備と診療ガイドライン(GL)作成支援からなる。国内外の医学文献やGLを評価した上で構築するデータベースは一般臨床家、国民、専門家を各対象に3種類を整備する。運営機関として機構内に「EBM医療情報サービスセンター」を設け、運営委員会を設置する。GLの評価選定のためにGL選定委員会を、医学文献の評価選定のために医学文献評価選定委員会をこの10月にそれぞれ設置、選定基準などの検討を開始する。平成15年度からGLの評価選定を開始、年間およそ20疾患の評価選定を実施する。15年度中にシステムと利用者への対応体制を整備し、データベースの提供を開始する。GL作成支援については16年度から体制を整え、17年度末までに60疾患の診療ガイドラインの情報提供の開始を目指すとしている。

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