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中国西部域での 天文観測サイト調査 2007 (II). 佐々木敏由紀 、 大島紀夫 、 三上良孝 、 岡田則夫 、 小矢野久 、 長山省吾 、 吉田道利 、 高遠徳尚 、 関口和寛 、 宮下暁彦 、 浦口史寛 、 河合淳 、 安藤裕康(国立天文台) 、 姚永強 、 王俊傑(中国国家天文台). ・ 中国での天体観測サイトの可能性調査 ・ 東アジア天文台を想定 ・ 2005 年度より中国国家天文台と国立天文台との 共同調査プロジェクト (日本天文学会 2005 春、 2007 年春). 1000km. Hami. Urumqi. 1.調査地. Karasu.
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中国西部域での天文観測サイト調査 2007 (II) 佐々木敏由紀、大島紀夫、三上良孝、岡田則夫、小矢野久、 長山省吾、吉田道利、高遠徳尚、関口和寛、宮下暁彦、 浦口史寛、河合淳、安藤裕康(国立天文台)、 姚永強、王俊傑(中国国家天文台) ・ 中国での天体観測サイトの可能性調査 ・ 東アジア天文台を想定 ・ 2005年度より中国国家天文台と国立天文台との 共同調査プロジェクト(日本天文学会2005春、2007年春)
1000km Hami Urumqi 1.調査地 Karasu 新疆ウイグル地区カラス (38:10:29 N, 74:48:09 E、高度 4495m) チベットオマ地区 (32:32:40 N, 83:03:22 E, 高度 5032m) Oma 新疆ウイグル地区ハミ周辺 (92:20:37 N, 45:00:48 E, 高度 2893m) Lhasa
サイト調査状況 赤字:本講演で報告
2. Karasu におけるサイト調査観測 雲モニター装置 ・ 観測を2007年3月より継続中 - FLIR A40M camera 使用(7.5μm ~13μm) - 上空画像を1分間隔で連続取得 - 雲は明るい像として検出される ・ 太陽を用いた透過率推定可能 透過率(MIR) <95%±20% τopt / τMIR~2 ・ 問題点 夜間の電力不足
Karasu 2007年10月23日 3:30 UT ~ every 1 min Solar Spot masked
2. Karasu における雲モニター装置 ・ 観測を2007年3月より継続中 ・ 太陽を用いた透過率推定可能 透過率(MIR) <95% ±20% τopt / τMIR~2 透過率(OPT) <90% ・ 問題点 夜間の電力不足
2. Karasu における雲モニター装置 ・ 観測を2007年3月より継続中 ・ 太陽を用いた透過率推定可能 τopt / τMIR~2 ・ 問題点 夜間の電力不足
3. Karasu におけるCT2測定 Temperature Structure Coefficient Seeing estimated from CT2 A pair of CT2 sensors w/ 25μm Ni wire
3. KarasuにおけるCT2測定 larger than OAO ( <0.1” )
5. 衛星データの再調査による新たな調査候補地 Hami FriOWL …. Weather Database for OWL site survey CLAUS …. British Cloud Database
5. 衛星データの再調査による新たな調査候補地 Hami (OAO) Oma Karasu Hami (Paranal)
5. 衛星データの再調査による新たな調査候補地 Hami
6. 中国西部域サイト調査の今後 ・ 電力事情の解決 投資が必要; まもなく解決予定(中国側担当) ・ インターネット接続によるリモートモニター 衛星経由の接続 : Oma, Hami ・ 民族問題の影響 望遠鏡建設決定への影響は大きい